JAPAN DAYの一こま。当市で行われているイベントの一つで、外国人(この場合主としてアメリカ人)に日本の文化を紹介するイベントである。日本文化を紹介するのだから、日本的なものを準備している。和服(着付け)、お花、陶芸、鎧、凧、折り紙、習字 和太鼓、神楽舞などなど。もちろん能面も紹介しているが、なにせ東北の田舎だから大したものはない。それでも精一杯日本の伝統文化を紹介する意気込みで、関係者が奮闘していた。
写真は能面を紹介する会場で、ここは広大な米軍基地内のアメリカンスクールの教室である。そこに我々が能面教室で教わって作り上げた能面を飾り、アメリカ人に紹介している図である。中央では製作の実演をしているところだが、大した作業はしていない。それでも珍しそうにのぞき込んでいるところだ。
大きな学校中(ここの基地には小学校から大学まである)にたくさんの会場を作って、いろいろと紹介しているのだが、単にものを飾って見せているだけよりは、小さい子連れ夫婦が多かったことで、何かを作らせてそれをプレゼントする会場の方が賑やかだった。基地の街だから、祭りや行事などで普段から日本文化に接する機会は多いものの、一同にいろいろなものが見られるのは良いかもしれない。
この日はジャパンディーだが、アメリカンディーもある。これは6月に行われるアメリカを紹介するイベントである。主に市内公会堂で展示や発表があり、ハーレーが数百台連なるパレードや軍人、家族によるパレードがあり、華やかなものだ。
去年は雨のため、見学に行かなかった。中止になったのかなと思っていたら決行していたようで、なかなか気合いが入っている。このアメリカのパレードは見ていて楽しいもので、近郷から見学者が大勢やってくる。私も毎年カメラを提げて見に行っているのだ。
ということで、他の基地の街にもそれぞれ楽しみがあると思うが、当市でも小規模ながらそんなことをやっているという話。