久しぶりに能面とは関係のない話。
実は、使っていたパソコンが不調になった。電源を入れてもWindows7にたどり着かないで、エラーが出たりブルーバックにもなった。また、リセットボタンを押して再起動を行って、何とかWindows7にたどり着いても、ソフトの操作をすると途中で固まってしまう。
タスクマネージャーを使い、固まったところを終了させることも多くなって、しまいには何もしないのにマウスカーソルが動かなってしまう事も発生した。これはやばい。さて、原因は何か?
まあ、様々な理由がありそうだが、見たところではCPUやメモリも怪しい。マザーボードはP5KE、CPUはE8800だったかな?古いことには変わりはないから、何が起きてもおかしくはない。
で、HDDの中身の履歴を辿ると、かなりの頻度でエラーが発生して代替機能が働いている模様だ。いわゆるHDDが壊れる手前の症状でもある気配。従って、まずはこの部分をいじることにした。
上の写真で見たとおり、予備として買っていたSSDだ。これを使ってみよう。ということで、まずは壊れかかっているHDDのうち、せめてCドライブだけでも復旧できないか、試してみたという話。
正常な動作をしているWindows7をなだめすかしつつ、SSDを取り付けてCパーテーションをクローンすることにした。Cドライブは80GBであり、SSDは120GBだから、容量はOKである。
クローン動作を実行中。使っているソフトは定番のもので、もちろんフリーソフトだ。これを実行中にWindows7が固まったら、一巻の終わり。そこは一種の「賭(かけ)」でもあって、最後まで行くことを祈るしかない。で、実はうまく行ったという具合だ。
クローンが完了し、使っていた500GBのHDDを外したあとに120GBのSSDを付け替えた。さあ、再起動だ。おお!!うまい具合にWindows7が立ち上がったではないか!!これは儲けものだ。
もちろん、新規インストールの方がクリーンな環境になるから、その方法が一番良い。ただ、このOSはもう数台のパソコンにインストールをしている。簡単に言えば「契約違反」。従って、自動認証しない恐れがあり、最悪、電話認証などと言うめんどくさい手段が必要になってきそうだ。
ということで、やばいことは控えて、Cドライブに不要なファイルが多く残されていることを承知しつつ、クローンで対処したというあたりか。
せっかくなのでベンチマークを実施。左側は息子が新規にパソコンを組んだときのデータだ。で、今回の私のデータは右側。最近のSSDなら、同じような数値が出るはずだが、ずいぶんと違う。遅いのだ。この理由ははっきりしていると思う。
1 P5KEのSATA転送速度は最大3GB。息子のマザーボードは最近の製品だから6GBだろう。
2 転送モードがAHCIになっているのか未確認。恐らくそうなっていると思うが・・・
ただ、これまでのHDDと比べても、ずいぶんと動作が速くなったことは事実なので、余りいじらないようにして様子を見たいと思う。
もっとも、不調の原因がこれ以外の場合は、また考えることにして、取りあえずはこれで検証をしたい。