Core2Quad Q9550 である。今日手に入れた。さっき手に入れたばかりのもので、さて、メイン機か予備機か、どちらのパソコンのCPUと交換したらいいのか考えていた。もともとメインのパソコンはCore2duo E8500(3.16Ghz)が入っているもので、ここしばらくはVistaを入れて毎日使っていたから、様々なファイルが入っているものだ。、それに対し、予備機(ゲーム用)として組んだパソコンは6月の完成だから、まだ余り時間が経っていない。
こちら(予備機)にはCore2duo E6750(2.66Ghz)が入っている。この予備機は、余っていたCPUを活用するために組んだものだが、マザーボードやGPUはメイン機よりも新しいパーツで組んでおり、CPUだけが2年ぐらい前のものだった。
ここで考えたことは、当初はメインパソコンのCPUをQuad に交換して、はずしたCore2duo E8500を予備機(ゲーム機)に入れることだった。だが、メイン機は通常の作業には特に不満はないし、調子に乗ってCPUを交換したら全く起動しなくなったなどの不具合が出る事もある。最悪、故障したりVistaを再インストールしなければならなくなったりすれば、手間が大変だ。それでもデータが残ればいいが、何かのきっかけで壊れてしまうかも知れない。
そこまでならなくても、かなりのリスクを覚悟でCPUを交換することになる。これも趣味の範囲だからしょうがないが、できれば余りリスクを負いたくはない。また、交換作業が2度になる。
で、結局は大事なデータも入っていない予備機(ゲーム機)のCPU(Core2duo E6750)をCore2Quad Q9550 に交換することにした。これだとメイン機は全くいじらなくても良いし、予備機が不調になったら時間をかけて解決すれば、特に不便もないだろうという結論に達したのだ。
![Q9550_01 Q9550_01](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/82/fb5e9109d0a8284120250824c3f1ea70.jpg)
さて、交換後にタスクマネージャーで4コアを確認したところ。アイドル状態だからグラフはほとんど見えない。だが、きちんと認識されているのがわかる。
Crystal CPUIDで確認しているところ。CPU-Z でも確認したが、似たような写真だからまあいいだろう。いずれにしてもBIOSやOSに正常にQ9550が確認(認識)がされているという証拠である。
ところで、交換作業はいとも簡単だった。前のCPUクーラーを外してCPU本体を取りだし、そこにCore2Quad Q9550 をはめ込んで、古いCPUクーラーを取り付けた。実はこっちのCPUクーラーの方がQ9550付属のクーラーよりも大型なのだ。だから、新型よりも余計に冷えるはず。
ということで、クーラーを組むときに「バキッ」と音がして、一瞬どきっとしたものの、うまく装着できた気配だったから、一応は点検をしてケースに収めたのだった。その後は電源スイッチを入れてマザーボードのRED が常時点灯しているのを確認し、ケースのスイッチを入れたところ、難なく起動した。実にあっけなく起動した。で、上記の写真である。
通常はdualCPUからQuadCPUに交換すればBIOSやOSからエラーや注意が出る。今回は単に起動時にF2を押したらそのままBIOSも自動認識をしてXPが起動したことから、何か気合いが抜けてしまった。もっとも、BIOSの設定はクリアされてしまったから、後で確認する必要はあるが、とにかく、トラブルはほとんど無いまま交換作業が終わったのである。
いまのところ、2時間近くはテスト稼働をしているが、特に不具合は見られない。また、QuadCPUになったからと言って動きが速くなった気配もない。もともと2.66Ghzが2.83Ghzになっただけのことだから、負荷の軽い作業ではほとんど動作に変化はないだろう。なら、なぜ交換したのか。それは単なる「自己満足」かな?
これで我が家にもやっとQuadCoreのCPUがやってきた。ずいぶんと待ったものだ・・・・。ちなみにCPUはamazon.co.jpからの通販で、最安値に近い22,156円だった。日曜日の夜に注文して火曜日の午後に着いた。
で、外したCore2duo E6750はどうするのかな・・・?はい。元箱に入れたまま休憩中です。