たまには能面とは関係の無いお話を。
ちょっとした考えから、パソコン用品の一部を買い換えてみた。これは、そのパーツが「使えなくなった」訳けではないが、たまには気分を変えてみるのも良いのかな? 程度です。
1 キーボードを交換した。
これは、必要に迫られたというよりは、使い勝手が悪くなってきたので交換したという部類。というのも、長期間使用してきたことから、キーの表面に印刷してあった文字が消えてきた。そのため、部屋が暗いとキーの表面が判別しにくくなり、誤操作、いわゆるタイプミスが多くなってきたためだ。もちろん、長い間ブラインドタッチに慣れていたものの、さすがに高齢者になって手元も怪しくなり、キーを目で確認しながら打鍵するようになっている。その部分でキーボード上の文字が見えないと、当然としてミスタッチが増える。それの解消として、文字がよく見えるキーボードに交換したという話。
で、交換したキーボードは次の通り。
前から長く愛用している「REALFORCE」の2018年版だ。多くの型式がある中で選んだものだが上のもの。キー本体もキートップも明るい色で、その上に濃い茶色で文字が刻印されている。一昔前のスタイルかも知れないが、まず第一に見やすいことを目標にした。もちろん、印刷された文字が消えにくいタイプの製品でもある。
実は、このメーカーのキーボードを買うのは4個目。その様子は下の写真の通り。
左の2台は一太郎で有名な「JUSYSYSTEM」が販売したモノを2台購入している。ただし、製造したのは「REALFORCE]であり、製品そのものはREALFORCEと同一である。だが、キーの表面の文字印刷は、すでに消えかかっており、これが不具合となって新規購入の理由でもある。また、右下側のキーボードも、私が初めて購入したREALFORCE製で、まだキーボードの左下側に「ウインドウズ・キー」すらなかった時代のモノ。それでもかなり長い間の使用(10年以上だろうか)に耐えており、今でも現役復帰が可能だ。
で、最後が右側の上が今回購入したモノ。昨年11月に新規購入しており、それ以降毎日のように使用している。もちろん使い勝手は最高である。ま、価格も2万4千円ほどであり、この部分でも最高でもあるが・・
それで、打鍵の打ち間違いが無くなったのか? といえば、それはそれ。高齢者の手先の感覚も、極めて速い速度で衰えている事を実感している今日この頃である。
2 マウスを交換した。
今回購入したマウスは、初めての種類である。これは今まで使っていた赤外線やレーザータイプとは違い「トラックボール」のタイプである。これは珍しい。ただ、調べると様々なトラックボールタイプが複数のメーカーから販売されており、特に珍しいものではない事が分かった。
もっとも、マウスというものは、昔から手のひらで握って机の上をころころと転がして使用する意識があって、20年以上も前から、昔からあったタイプを使っていた。もちろん、今でも多くの人が手のひらで握るタイプを使っているはずであり、トラックボールタイプを選ぶのはごく少数派だろう。購入は昨日・23日だ。
上の写真を見たら、大きさや形も分かるが、従来のマウスと比べても結構大きい。手のひらからあふれるほどだが、このマウスは本体を動かして使うのもではない。赤いボールを親指で動かして使うために、本体はキーボードの横に置いておくだけらしい。
これをちょっと使って見た感じでは、ボールを細かく操作することや、指先のスイッチ関係の連携がまだ慣れていないので若干の戸惑いもある。ただ、ネット上の利用者の意見では「慣れたらうまくいく」という事らしいので、私ももう少し「慣れる」事も必要だろう。まだまだ「手が前のマウスの形に勝手に動く」状態。これも習性か。
3 タブレットを買った。
アップルの「iPod」だ。注文したのは1月5日で入手したのは7日だったかな。まだ3週間ちょっとという期間の利用であり、充分に使っているとは言いがたい現状である。メモリが32GBだから、シリーズの中でも最下位の部類に入るが、「タブレットとはなんぞや」の興味を満たすなら、まあ、こんなものだろう。
それでも、かなりの苦労を重ねて上の写真の状態まで各種の設定を行った。これが初期画面であり、ここから必要なアプリを使いながら必要な機能に突入していく・・・という話。
私としては「ネット閲覧」「メールの閲覧」「Kindle(Amazon の電子書籍)の閲覧」が可能になれば、一応の目的は達成される。ただ、これらの機能は一部利用可能の状態だが、充分使いこなしているかと言った場合「まだまだ入り口をかじった程度」である。「Line」もやらないし初期設定で用意されている多くのアプリも、今のところは使う予定はない。
せっかく手に入れたものの、結局は「お試しの段階」で終わってしまいそうな状態だが、「誕生祝い」あるいは「後期高齢者達成記念」として認知症予防に活用することになろう。