わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

moon

2015年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Moonではないが、秋のお彼岸に咲いていた「彼岸花」。お彼岸のあたりに咲くからそういう名前が付いたとも言われているけれど、いろいろと悪い印象、言い伝えもあるらしい。だが、私はこの花が気に入っている。

幸いにも庭に咲いており、数本ではあるけれども毎年咲いている。まあ、我が家の庭には、とにかく様々な花が咲いており、それは大変な種類がある。それを10年以上も写真に撮っていたから、その量たるや膨大なもの。数千枚はあると思うが、いちいち紹介していたら気が遠くなる。

ということで、取りあえずはこれ一枚。

月だ。Moonだが、今回のは特別に名前が付いているようでもある。何たっけ?「スーパームーン」だったかな?普段の月よりも1.5倍ほど大きく見えると言う話。

月と地球の位置関係で、地球に近づいていることからから、その分大きく見えると言うことらしいが、今回見た感じは同じに見えた。もっと大きく見える赤い月もあるから。そっちの方が大きいぞ。

ちょうど天気も良く、うまい具合に見えたので写真に撮ってみた。ただ、フルサイズのカメラに300mmの望遠レンズで撮っただけだから、実はそれほど大きくはない。本当はもっと大きなレンズで撮っている人も多いし、APS-Cに300mmの望遠レンズなら、480mmレンズに相当するので、もう少し大きくなるだろう。

前にも月の写真を紹介したことがあったが、その時はAPS-Cに300mmの望遠レンズで撮った。それでも余り変化がないようにも見えるけど、拡大したときにはもう少しはっきりと見えるのかも知れない。

と、くだらない話を書いて、9月のレポートは終わることにする。

 

 

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不動 その3

2015年09月23日 | 能面

毛髪部分と口の周りを細工しているところ。前にも書いたが、毛髪の部分はやっぱりじっくりと考えている。写真で見た形を3次元で表現するために、正面と横からの形をじっくり時間をかけて、頭の中で組み立てているのだが、これがなかなかうまく行かないのだ。もっとも、完成品は目の前にあるから、それを参考にすればいとも簡単に出来る気もするだろうが、実はそうでもない。

実は、この毛髪部分の高さが、自分で作った見本とちょっと違う。低いのだ。削りすぎたとも言うが、そういうところが部分的に発生している。これも「自作」の特徴でもある・・・と弁解をすることも出来るが、まあ、もともときっちりとした図面がないので、「おおむね」という基準で作業を進めているのも事実。

口の周りは、これまで彫った様々な能面と似たようは形をしているから、まあこんなものだろう。同じ種類の「不動」や「般若」「蛇」なども、ほぼ同じ形をしているので、それを思い出して彫ったというあたりかな。

目の部分も彫り込んでみた。ここは3個目の不動で失敗したところ。今回は慎重に寸法を決めて彫ったのだが、ま、こんなものだろう。ここまでくると、だいぶ形が見えてきているから、今後の作業はスムーズに行くはず。もちろん、今日23日には裏彫りを中心に進めて、かなりの深さまで裏側も彫り進んでいる。

という具合だが、次の作業経過の発表はもう少し時間を置いてからになるだろう。もしかして10月になるかも知れないが、今のところは順調に彫り進んでいるので、一安心を・・・・

ところで、体調の方はほぼ元に戻った感じ。9月上旬から徐々にウオーキングも再開し、今は毎日、連続してこなしているし、能面の作業もここ毎日行っている。また、寝る前には「明日はこの部分を進めようか」などと考えたりしているので、自分的には「元の状態に戻った」と判断をしても良いだろう。

 

 

 

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不動 その2

2015年09月18日 | 能面

不動の4個目を作っているのだが、上の写真は私が作った3個目の不動だ。もちろん、見本の原画は最初の写真である。これを元にもう半年ほど前に完成したものだが、この表情がよろしい。また、先輩が作って「展示会で入賞」したのもこの不動だ。

と言うことから、今回もこの種類の不動に決めていたので、今は頑張って彫っている。ただ、前にも言ったようにきちんとした図面はなく、見本の原画を元に書いた自作の型紙を使っている。また、正面図は書いたが側面図がないために、顔の表面の各パーツの高さが不明。そのために、かなり苦労をして作業を進めているところ。

前回もそうだったし、今回も苦労している部分は、なんと言っても毛髪の部分。正面から見た毛髪の位置や高さと、側面から見た毛髪の、特に、とんがっている先端部分の位置がなかなか一致しない。もちろん、完成した「不動」が目の前にあって、それを参考にすればOKだろうという考えもある。

しかし、だ。こういう彫り物は、図面と同じものを彫っていけば良いというものでもないだろう。彫る時の気合いの入れ方や体調など、あるいは経験値や思い入れ等々、その都度変化しているはずだ。従って、前回と同じものが完成するわけではなく、彫っている時期によってある程度は変化があって当然。

今回も、前回の失敗を改善したり手順を変えたりしたりているし、いろいろと考えながら作業を進めているために、見本があるからと言ってどんどん進むわけではない。

というあたりで、まだ作業開始3日目だが、まあこんな具合に進んでいるというところだ。

 

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航空祭です

2015年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

近くで自衛隊の航空祭があった。若干天候は悪かったものの、当基地では初めての展示となる有名な航空機があったので、出かけてみた。

まず第一の目的は下の写真。

「オスプレィ」だ。前日に岩国から飛んできたと、テレビニュースで報道していた。

これも「オスプレィ」。2機が展示されており、エンジンの角度が違っていた。見て分かるように、特に紐やフェンスで囲われている様子はない。しかも、後ろのカーゴドアはオープンで、自由に見学出来るのだ。もちろん操縦席も同様。さすがにアメリカの基地でもある当地ではならの公開の様子である。

「グローバルホーク」いわゆる「無人偵察機」である。自衛隊でも導入するという噂もあるが、実際はどうなるのかは不明。これは昨年も公開されていたが、お触りは出来ない気配。それでも、目の前にでんと鎮座していたことには変わりはない。機体は以外と大きく、主翼が異常に長かったのは、その特殊任務のためだろう。

おなじみ(?)のB-52爆撃機。ここにあると言うことは、どこからか飛んできたのだろう。それにしても過去の遺物と思いきや、実機として飛行しているところを見ると、他にも爆撃機の後継機はあるにしても、このB-52はまだ利用するのかも知れない。また、過去には航空祭で、この基地上空を飛行する姿も見られたのだが、今回は展示のみ。

これはちょっと珍しい機体。形はC-130に見える。ただ、プロペラの形がちょっと変わっているのを発見した。自衛隊でも使っているC-130のプロペラは4枚でまっすぐなのだが、これは6枚がカーブを描いている。しかも、胴体をよく見たら「ROYAL AUSTRALIAN AIR FORCE」と書いてある。ただ、本当にC-130の改造型なのかは確認していないが・・・

まさかオーストラリアから飛来した機体なのか?機首方向には「説明文」もあるのだが、読んでいないし写真にも撮っていないから、細部は不明。

航空祭だから、もっと多くの米軍機や自衛隊機が展示してあった。ただ、若干の雨模様もあって、早々に引き上げたために、展示飛行やブルーインパルスは見ないで帰ってきたところでもある。

ちょっと残念だったが、まあ、今年はやむを得ないだろう。

 

 

 

 

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不動 その1

2015年09月15日 | 能面

さて、久しぶりの公開である。

明星観音が完成したのが、7月の終わり。それからほぼひと月半のブランクがあった。これは、最後の明星観音を紹介したときにも書いたが、何やら作業に「疲れた」感じがして、次に続く能面製作に意欲が出てこなかったことだ。それに加えて、7月末頃から体調が思わしくなく、「気力」が失われていた感じがして、とても作業を続ける気にならなかったこともある。

今考えてみると、7月の連日の猛暑で、どうも「夏負け」した気配があって、8月に入っても元気が出なかった。加えて、孫連中が8月1日から遊びに来たことから、その相手もしながらでは、とても能面など彫る気にならない。孫達は15日には帰って行ったものの、ほぼ2週間も居座っていたから、その間は作業中止で体調の回復に励んでいたところ。

さてさて、孫も帰り、すぐにも元気になると思っていたところ、どうもそうではなく、それから約1ヶ月もぼーっとしていた事になる。この間は、能面の作業は中止していたし、毎日行っていた「ウオーキング」も、8月下旬から、距離を短くして再開したりしつつ、体調の回復を試みていた事も事実。

やっと、ここ数日になって、元の体調に戻ってきた気配もあって、能面の作業を再開する元気も出てきたところだ。

で、能面塾での、次の課題を考えていたのだが、作業を休んでいた頃に考えていたのが、上の写真だ。不動だ。不動の制作は4個目に入るが、最後に作った不動の形が気に入って、今回もこれにしようと決めたところ。この不動は、作業途中に失敗をして補修材を使ったのだが、今回はそこも充分気を遣って、間違いのないようにしよう・・・と思う。

ということから、8月に手に入れていた材料を持ち出し、寸法を測り、十分に大きさも間に合うことを確認したので、今日、15日から作業を始める事にしたところ。

上は型紙を載せたところ。ま、こんなものかな。大きさも十分だ。

面の周囲を彫ったところ。他の能面でも毎回同じような形になるが、初めはどうしても似たような形になる。ここから、面の種類によってどんどんと形が変化するので、それが楽しいのだが、一通り形が見えてくるのはずっと先になる。

この写真では、材料もきれいに見えるのだが、実は鼻のてっぺん部分から根本部分にかけて「節(ふし)」があるのだ。これは大失敗。もともと、この材料には片面に「節」が何個か有り、それを避けて裏表を反対にして、節の面を裏にして彫るつもりだった。だが、この節は浅いように見えたことと、木目を正規の方向にして彫った方が良いと考えたために、あえて節を表にして作業を進めた。ま、ちょっと彫れば節も消えると判断し、彫り進んだのだが、予想に反して節が大きくなってしまったと言う具合。

この部分は、いずれ補修材を使う羽目になるのだが、いまのところは現状のまま様子を見ることにしよう。

 

と言うことから、約1ヶ月半の休息を経て能面制作の作業を再開する。これも、「夏負け」から回復して、元気になった証拠でもあるために、引き続き掲載をすることにしよう。それにしても、高齢者としては、健康にも充分気を遣い(いや、遣っているつもりだったが)、老後を楽しまなけりゃもったいない・・・・・・

 

 

 

 

 

 

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