わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

志のぶ その4

2013年08月30日 | 能面

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彩色が終わった。先生の見本とは若干違った色具合になったものの、概ね似たような形、色具合であろう・・・と自画自賛をしているところだ。前にも書いていたが、形そのものはそれほど難しいものではなかったから、結構前から素彫りが終わった状態だったと思う。それでも一ヶ月半ほどかかったのは、暑い日々が続いたことと、お盆という特別な時期を挟んでの作業だったので、思わず手を抜いていたという具合。

それでも、一応は約一ヶ月半という比較的早い期間で完成したのは良かった。あまり時間を掛けてもだらだらとして具合が悪い。また、気分が乗らないときは休むことも必要だ。そうしなければ刃物を扱うから、怪我をする事もある。急ぐ理由もないし「よし始めるか」という気分になって初めて集中した仕事が出来るだろうし、安全なのだ。

さて、今のところは次の作業もない。9月11日の能面塾からは別のものに取りかかるつもりだが、課題は恐らく「狸」になるかも知れない。この狸は、能面とはちょっとジャンルが違うので、どんな区分になるのか。いずれにしても最近の例で言えば「型紙」もまともにないだろうし、見本もないようだ。だから、ちょっと作業は大変になりそうだが、ま、それはそれで何とかなると思う。





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刈り払い機が

2013年08月23日 | ブログ

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いつも能面の話ばかりで面白くないという意見もあり、ちょっと変わったところを・・・

刈り払い機だ。上の赤いのは、自分が7月まで使っていた機械。これはずいぶんと古いもので、恐らく20年近く経っている(あるいはそれ以上か)と思われる。と言うのも、この機械は前の職場で使っていた(実際私も使っていた)もので、だいぶ前に故障したために廃品となり、「捨てるなら・・」ということで貰ってきたものだ。それを私が分解整備しながら自宅用として更に10年ほど使っていた。

前の職場では、草刈り作業はメインの仕事の一つであり、従ってかなり酷使をしていたはず。ただ、恐らく、それまで使っていた前任者は、きちんと整備をして大事に使っていた気配はなく、ほとんど使いっぱなしの状態であったことから、あちこちと状態が悪いまま使っていたのだろう。

で、その機械が一時不調になり、「こりゃだめだ」と私が宣言して、事務担当者に廃品として処置をしてもらったという具合。で、こいつをタダで貰ってきて、だめもとで分解整備をしたところ、元気になり、そのまま自宅用として使い初めて7月まで持ちこたえたと言う経緯である。

実は、この草刈り機は主にキャブレターを分解整備すると動作が回復していた。始動不良の原因は燃料タンクに入ったゴミがキャブレター内のニードルバルブで詰まり、燃料が噴射しないというもの。従ってその部分を分解清掃すれば始動することになり、回転も安定する。そうしてだましだまし10年ほど活躍して貰ったが、さすがにエアクリーナーの破損や回転の不安定が出てきたために、最後の分解清掃をして今年を乗り切ろうと考え、一応7月にはキャブレターの分解清掃をしたところだ。このときも案の定ニードルバルブ内にゴミが詰まっていた。

さて、7月のある日、ホームセンターで4サイクルの草刈り機(刈り払い機)が安く売っていた。これまで、「今の刈り払い機が故障したら新しく買おう」と考えていたので、数日考えた結果、この機会に交換した方がよいと思い、買ったのが写真下に見える青い刈り払い機である。

「マキタMEM427T 」と言う4サイクル刈り払い機だ。大部分が2サイクルが主流の刈り払い機の世界だが、これは4サイクルなのだ。で、どこが違うのか。

1 音が軽い

2 燃料はガソリンだけ(2サイクルは混合油)。排ガスもきれい。

3 そのため運転費が安い。

といううたい文句が書いてあった。2サイクルよりは若干高めの値段が付いてはいたが、まあ経済的なら良しとしよう。今回はマキタ製品にしたが、ホンダでも4サイクルの刈り払い機を販売している。

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さて、8月に入って新しく買った刈り払い機を初めて使ったが、軽い始動でエンジン音も軽い。宣伝文句の通り使いやすかった。ただ、スロットル部分が安全基準のためか、使い勝手が悪かったが、これは近年の安全操作を重視する基準があって、やむを得ないところかも知れない。

ところで、この新品の刈り払い機は後どのぐらい使うことになるのか?恐らく年5回ほどは使う事になるだろうが、機械が故障する前に、私自身が故障してしまう気もするのだが・・・。

とすれば、いま、うん歳だから、あと5年は使いたいね。

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志のぶ その3

2013年08月22日 | 能面

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前回から半月ほども経ってしまった。この間、孫が来てその相手に時間が取られ、さっぱりと作業が進んでいなかった。もっとも、暑すぎる時期とも重なり、とても狭い部屋に籠もって作業をしていられない状況にあって、この部分でも作業を中止していた理由である。

昨日、やっと能面塾があり、先生の見本と自分の面を見比べていたところ、どうも鼻の形が違っている気配があって、一部修正をしたところ。要するに鼻の大きさというか小鼻の広がりが小さかったようだ。で、例の如く、鋸屑とボンドを混ぜた補修材を使って小鼻を大きくしたところだ。

その他にも実物見本と見比べてあちこちを修正して、おおむねこのまま素彫りを終わっても良い段階に来た感じだ。あとは細かい部分をちょっと彫り、紙ヤスリを使ってきれいに仕上げれば、素彫りが完成するだろう。

次の能面塾は9月の第2周だから、それまでには彩色も終わって完成する段取りになっている。


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