わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

SE-80PCI その2

2007年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

SE-80PCI について第2弾。

B'sRecorder GOLD8 がアンインストールできなかった話は前にした。削除動作が8割進んだところで止まって、進まなかったものだ。

翌日に再挑戦した。今度は削除開始から30分以上も放置していた。すると、削除が完了した。説明書によれば、「しばらくかかる」と書いてあったが、まさかソフトのアンインストールに30分もかかるとは思いもよらなかった。

一般的なソフトであればものの10数秒で終わる。今まではこれが普通だった。パソコンをいじって20年近くになる。FM-7とかPC-8001とか、プログラムをテープで読み込ませる時代だ。その頃から本を読みあさって仕入れてきた知識から判断すれば、この進んだパソコン環境の今、プログラムの削除に30分は異常といえるだろう。

それはそれとして、とりあえず削除が出来たということは、仮想DVD-ROMも消えたことになる。画面で確認しても消えていた。DVD-ROMドライブは1個になった。

おもむろにパソコンのふたを開け、例のSE-80PCI を空きスロットに差し込み、電源を入れたところ、最初の状態が現れた。DOS初期画面からWindows XPが起動する前に画面がブラックアウトした現象だ、2分程度したらやっと起動したが、やはりDVD-ROMが認識できなかった。まったく最初の起動プロセスそのものだった。

デバイスマネージャーを見ると「SCSとRAIDコントローラー」の部分にびっくりマークが付いている。音源ボードを取り付けただけなのに、音に関する場所ではなく別の場所に影響が出たようだ。ここはPCIスロットを管理しているということか。IDE ATA/ATAPIコントローラの部分は正常なのに・・・IRQのバッティング?? うーん。よく分からん。

それでも一応音源ボードを使うように設定すると音は出るのだが、DVD-ROMドライブが使えないことには、今後もいろいろと支障が出るので、あきらめてSE-80PCI をはずした。

これを解決するためには、まだ手もあると思う。OSをクリーンインストールした時点で音源ボードを取り付けたり、内蔵音源に対するドライバーを入れない状態でSE-80PCI のドライバをインストールするとか、他のDVD-ROMドライブに変更してみるとか手はあるのだが、どれもめんどうだ。

思いあまってSE-80PCIの古いユーザー情報を検索してみたが、ハードに関わる不具合はレポートされていなかった。 もっとも、当時の情報の一部しか残っていなかったから詳細は不明だが、確か当時もSE-80PCI を取り付けたときの不具合はあったように記憶している。

最近の「SE-90PCI」 「SE-200PCI」のユーザー情報には、取り付けたときの不具合事例は載っていない。SE-80PCI 時代からの不具合に改良が加えられており、操作が安定しているのかも知れないが、それはそれで良いことだ。

ということで、結局はまた箱の中に戻っていった。もう使うことはないのかも知れない。自称パソコンマニアとしてはちょっと不満だし、不具合を何とか解決して、使える状態にすることに今まで情熱を燃やしていたにもかかわらず、ちょっと面倒になると投げ出してしまうとは・・・結局はその程度の知識しか持っていなかったと言うことだろう。

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老人パワー

2007年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

初めて大きな「老人クラブ」の集まりに出てみた。

当初は断っていたのだが、「参加者が少ないから」「会費は安いよ」という誘いに乗って参加をしたが、いや大盛況だった。

恒例の開会セレモニーの後は、各老人クラブの芸がたくさん出てきて、大にぎわい。もっとも、芸と言っても「踊り」が主で、各クラブの愛好会メンバーが華やかな舞台をめざして密かに稽古をしていた・・・と言う程度のものだが、それでも立派に披露していた。

きらきらと光る照明のもと、300人を超える大観衆を前にして揃いの衣装で踊る姿は、遠くから見るととても「老人」とは思えない。「遠くから見ると」がみそで、わざわざ近くまで見に行ったら、やはりそれなりの姿、形をしていたというところか。

で、第一部の「踊り」部門は、20団体ほどが参加していたが、よく見ていたら全員が女性だった。男で踊りを見せたのは皆無。いやはや、ふがいない。もっとも、単なる余興だから男が出ていなかっただけで、剣舞、居合い、詩吟、三味線などの趣味の世界では、男が大勢いるから、必ずしも「ふがいない」とは言い切れない。が、「男は酔っぱらいを前に、むやみ芸を見せない」という意思の表れでもある・・・のかもしれない。

さて、第2部の「カラオケ」になったら、とたんに男が大勢出てきた。約20名の9割は男だ。これは何だろう。自慢の歌をみんなに聴かせたいと思ったのか、歌で男の良いところを見せてやろう。勝負だ!!とおもったのかはよく分からない。

踊りで女性陣が大勢出たから、歌は男性陣に・・・という主催者側の単純な気遣いでしかなかったりして。

今回の参加者(300数十名)のうち、女性が7割を超えていた現実を見たときに、朝のテレビ番組で、「亭主が先に死んだ女房は、はつらつとして長生きする」「女房が先に死んだ亭主は早死にする」というコメントを急に思い出した。それを彷彿させる出来事だった。

いやはや。

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もう春か?

2007年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の朝、新聞を取りに外に出たら、庭木の葉っぱが氷結していた。

Blog012前の日からみぞれが降っていたが、夜まで続いており、それが朝の冷え込みで凍ったようだ。こんな事は冬の最中であるけど滅多にない。だいたい、この地方では、今どきみぞれなど降らない。雪がのっそりと積もっていなければならないのに、3月を思わせる現象が起きている。これも異常気象のなせることか?はたまた天変地変の前触れか・・・なーんてね。

Blog013_1

まあ、きれいなので記念に残してみたが、写真を撮ってから、ものの30分もしないうちに解けてしまった。早朝(でもないか)に見つけた自然の営みには違いないが、短い時間で消えてしまう現象であれば、より以上に驚き、幾分感動した朝であった。その後に飲んだコーヒーもまた格別なり。

妙なところで涙もろくなったり、感動するのは年を取った証拠であろうから、それはそれで素直に捉える方がよい。変に意地を張れば「頑固じじい」になってしまうものの、そう簡単に根性が変わるとは思えないがね。

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SE-80PCI

2007年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

SE-80PCIというONKYOの音源ボードが手元にある。サウンドカードとも言うが、これをパソコンに増設することにより、マザーボード内蔵の音より数段良い音が出るという。

Blog011 購入したのは2003年だから、もう3年も前のことだ。パソコンパーツは進歩が著るしく早く、3年もたてばメーカーの商品リストにも載っていないし、まったく過去のパーツになっている。だから保証もないし自分の責任で使うことになる。

突然思いだし、夜の11時にもかかわらずパソコンを開けて、空いているPCIスロットに差し込み、電源を入れた。BIOS画面を通り、Windows XPが起動する直前になって、画面は真っ黒。そのまま3分ほど放置していたら、おもむろにWindows XPが起動した。

が、Mouseが動かない。気を取り直して再起動すると、今度はマウスが動き出した。この時も2分ぐらいかかってWindows XPが起動したのだが、今度はDVD-ROMが認識しない。

必要なドライバをインストールするのにDVD-ROMが必要だ。良く見ると、DVD-ROMが2個表示されている。しかし、まったくアクセスできない。

DVD-ROM ドライブは一台しか取り付けていないから、2個出てくることはない。と思ったら、なんと仮想DVD-ROMと称していつの間にかもう一つ出来あがっている。これは何だ。詳しく見ると、「B'sRecoder GOLD8」(DVDライティングソフト)が勝手に作ったソフト上のDVD-ROMのようだ。そのため、画面表示上は2個のDVD-ROMが出現したのだ。

DVD-ROMが1個でも2個でもきちんと認識され、自由にアクセスできればそれはそれでいいのだが、2個ともまったくアクセスできないのであれば、ゲームの起動にも支障が出る。実際、今やっているゲームを起動させたら、「指定のディスクをDVD-ROMに入れてください」とメッセージが出て、ゲームが始まらない。ドライブが認識されていないからだ。

原因が分かったところで、以下の操作を試みた。

1 1台のDVD-ROMドライブだけ認識させるために、余計な「仮想DVD-ROM」を削除する。

2 そのために、「B'sRecoder GOLD8」を削除する。

と、発想は良かったのだが、「プログラムの追加と削除」から削除しようとしたら、80%のところで動作が止まってしまった。そのまま10分ぐらいしても停止中なので、タスクマネージャーで確認すると「動作中」になっている。そんな馬鹿な!結局削除は完了することなく、強制的に終了させたが、「B'sRecoder GOLD8」のファイルは削除されることなく、そのまま残った。で、相変わらず2個のDVD-ROMが表示され、アクセスも出来ないままだった。

しょうがないので、SE-80PCIをパソコンから取り外し、再起動したところ、今までのように(仮想DVD-ROMは出現したが)DVD-ROMドライブ本体は認識され、アクセスも出来た。「B'sRecoder GOLD8」の操作も普通にできた。

次に、SE-80PCIカードを別のPCIスロットに差し込み、電源を入れたが、症状は最初と同じ。まったくだめだ。ただ、音源ボードからは音が出た。最初は音も出なかったのだが、BIOS画面で内蔵音源を切ったところ、外付け音源ボードから音が出たと言うことだ。これはセオリーどうりだから、問題ない。

日付が変わったので止めることにし、SE-80PCIカードを取り外して元の姿に戻し、動作をチェックして終えた。

せっかく余っている高音質の音源ボードが使えないと言うことは、実にもったいない。何とかして使えるようにしたいものだが、実は購入当時はちゃんと使っていたのだ。

HDDを交換してOS(Windows XP)を再インストールするときに途中で止まったために、SE-80PCIをはずしてインストール作業を完了した。その時、「内蔵音源で音が出たからいいや」という理由から、SE-80PCIは取り付けないで、箱にしまってそのままになっていた・・・と言うことだ。

OS(Windows XP)を再インストールしてすぐであれば、こんな問題は起きないかも知れないが、いろいろソフトを入れてしまった後は、悪さをするアプリケーションとパーツの間で変な干渉をする場合がある事が多い。で、今後はどうするかと言えば、予定は次の通り。

1 今のまま、SE-80PCIは取り付けない。

2 何とかして「B'sRecoder GOLD8」をアンインストールし、仮想DVD-ROMをなくする。

3 それが出来たら、再度SE-80PCIを取り付けて状況を見る。

かな?面倒だから1にするか、暇だから2と3をするか、まあ爺の気の向くままだね。ちなみにONKYOから後継の商品として「SE-90PCI」と「SE-200PCI」というのが発売されているが、「B'sRecoder GOLD8」との相性問題についてはわからない。

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豊かな心

2007年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

「豊かな心を育てる市民大会」という催し物に行ってきた。

進んで行ったと言うわけではないが、案内が来ていたし、時間もあるので行ったのだが、ちょうどみぞれが降っており、会場への往復ですっかり濡れてしまった。

肝心の内容だが、副題に「いじめのない社会をめざして」とあり、昨今のいじめ問題にも、自分なりにいろいろ考えるところもあったことから、いささか興味があったことは事実である。

開会のセレモニーの後に、市内の小、中、高校から数人の児童生徒が出て、それぞれの考え方を発表していた。市内全校ではなく毎年持ち回りで担当校が決まっているようで、当市の各学校にもすばらしい考え方を持った生徒がいることに感心しながら聞いていた。

それはそれで良かったのだが、私が初めに考えていた進行内容とは若干違っており、いささかとまどった。それは、当初の案内を読む限り、(指名された)各学校の先生達が、今起きている各学校のいじめの実情や問題、それに対する対応などを支障のない範囲で発表しあう場なのかと、大いに期待して出かけたのだ。

一時話題になった「タウンミーティング」方式で、発表者(生活(生徒)指導担当の先生)とそれを進行する識者(司会者)が壇上で話し合う・・・と言う姿を想像していたところ、それとは違う形で進行した。

まあ、私が変な先入観でその形を決めてしまったことで、自分の思惑がすっかりはずれたものの、大会の担当者にしてみれば「毎年こんな要領で実施していますよ」と言うことかも知れない。

いずれにしても、ここ数年は「豊かな心が育まれていない事による、いじめや事件」があまりにも多すぎる事を考えると、内容はともかく、こういう行事をすることで、市民に啓蒙することも必要なのかなと、真剣に考えた。

大人たちの無理解によって、子供達の夢、希望が損なわれることがあるとすれば、それは大変悲しいことである。

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