スコットランドに生まれたブライデン・トムソンが、グラスゴーのスコティッシュ・ナショナル管弦楽団の常任指揮者になったのは、亡くなる直前のほんの2シーズンだけであった。
アーノルド・バックス、ボーン・ウィリアムズなど、噛めば噛むほどいい味がでる曲に取り組んでいたが、これはあまり知られていない。
アーノルド・バックス、ボーン・ウィリアムズなど、噛めば噛むほどいい味がでる曲に取り組んでいたが、これはあまり知られていない。
マルティヌー作曲
交響曲第1,2,3,4,5,6番
交響曲第1,2,3,4,5,6番
ブライデン・トムソン指揮
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
1989-1990年の演奏。
このオーケストラ独特の暗く透徹した透明な響きが、マルティヌーの音楽をクリアに表現している。
このオーケストラ独特の暗く透徹した透明な響きが、マルティヌーの音楽をクリアに表現している。
最近、ヴァツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルによるマルティヌーの交響曲全集がリマスタリングで出たが、残念ながら目のさめるようないい音、にはなっていない。ドロンとしていてもうすこしザラッとした音が欲しい。曲ごとにばらつきもある。もちろん貴重なものであることにかわりはないが。
ノイマンのものではウィーン・フィルを指揮した交響曲第6番(1988.8.11NHK-FM)が絶妙。
歌もので印象に残っているのはこれ。6番も同じ日に演奏された。
1994.12.14
ニッポナリ
メッゾ、ドグマール・ベッコーヴァ
イルジー・ビエロフラベーク 指揮 N響
このニッポナリ、なかなかCDを見かけない。
美しいスキニー・ラインの珠玉の曲だ。
美しいスキニー・ラインの珠玉の曲だ。