1985年10月14日(月)、19日(土)の上演が過ぎ、
同じシーズンの翌年2月に、
今度は恒例のマチネー・生放送中継の日がやってきた。
マチネーはこんな感じで中継された。
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1986年2月1日(土)マチネー
ムソルグスキー作曲
ショスタコーヴィッチ・オーケストレーション
歌劇「ホヴァンシチーナ」全3幕
アウグスト・エヴァーディンク新演出
ネーメ・ヤルヴィ指揮
メトロポリタン・オペラ
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10月14日から数えて何回目かの上演。
放送中継も長丁場だ。
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この日の中継をエア・チェックしてみた。
使ったマシンは、TEAC X2000R。
いわゆるオープン・リール・テープデッキ。
速度9.5センチで180テープで片側3時間15分ぐらい収録できるが、
上演時間が4時間ぐらいあるため、河童の棲家にいてじっと待ち、切りのいいところで、マニュアル・リバースをするか、
それとも不在なら、
オートリバースのフォイルをセットして、あとは運を天にまかせてオート・リバースするか、どちらで試みたか記憶にない。
でもテープは残っている。
といっても、オープン・テープは高価なため、当時、完全に機が熟し、超高品質となったカセット・テープに後日編集をした。
今思うにこのころのカセット・テープはこれ以上ないぐらいの高品質性を追った結果、今でも全く問題なく動作する。
そして、時は過ぎ、
カセット・テープからデジタル・オーディオ・テープ(DAT)へのデジタル・コピーをあるとき敢行。
スタンダード・モードで初期DATデッキでコピー。
(ノーガードでデジタル・コピー何度でも可)
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これでオープンから、都合2回コピーを行ったわけだが、そもそもメトの生放送のFM音質はダイナミックレンジが狭く、いい音とはいいかねる。2