くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「北海道民のオキテ」

2019-08-14 19:42:38 | コミック
 旅行をしたら、その土地ならではの本を買います。
 今回は、原作・さとうまさ&もえ、まんが・たいらさおり「北海道民のオキテ」(KADOKAWA)、シリーズ三冊買いました。
 北海道の地元あるある的本は、かなり読んだのですが、これもおもしろく読みました。
 もえさんは留萌出身。北海道の人としての常識が、旦那さん(まささん)から見るとかなり自分とは違うので、それを紹介する形で書かれています。
 例えば、結婚早々に「ゴミステーションに投げてきて」と言われて、「投げる」は「捨てる」だろうと推測できるものの、「ゴミステーション」に困惑。
 ラーメンのスープへのこだわりとか、話し方の語尾を伸ばしがちとか、いろいろと違いを語ってくれます。
 続編では札幌に転勤になり、更に「寒さ」や「グルメ」「方言」などを紹介してくれます。
 でも、わたし、八割くらい身近でも使われる表現が、多かったのです。「いずい(居心地が悪い)」「あめる(食品が腐る)」「こわい(疲れる)」「うるかす(浸しておく)」「ちょす(触る)」……。
 似たようなものもあります。「まてい」(丁寧)は、「まで」って言うなあ。「こちょばい(くすぐったい)」は「こちょぎたい」。もえさんは大好きな魚卵を「こっこ」と言っていますが、わたしの身近なところでは「子ども」全般です。

 「グルメの謎編」では、昨日休館だった「さけ科学館」が紹介されていました……。真駒内まで行ったのに……。
 代わりに(?)千歳のサーモンパーク水族館に行きましたが、ここもおすすめです! 鮭しかいないのかな? と思いましたが、淡水魚の他にもチンアナゴやデンキウナギなども展示されていました。
 川の中を覗けるスペースがあって、見上げると川の流れも分かります!
 ちにみに、午前中は時計台とテレビ塔、それから「水曜どうでしょう」のファンの息子の希望で北海道テレビの新社屋に行きました。
 午後は羊ヶ丘展望台。入口が分かりにくくてうろうろしましたが……。周辺、かなり都会だった。

 ところで、中山峠の揚げいもが、道民のソウルフードとして取り上げられていました。前回「一日四十万個」と書きましたが、「一年で四十万串」らしいです。それもそうだよねぇ。

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