くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「生物部な日々」枡太一

2018-07-03 20:25:33 | 自然科学
 高校生になった息子が、科学部に入りました。
 同級生は三人。何をやっといるのか詳しく聞いていませんが、先日はジオパークの職員の方にお話を聞いたり、地区の総合文化祭に出席したりしていました。地学、化学、生物、物理に別れて活動するらしいです。
 わたしなら断然生物! なのですが。
 ということで、昨年買ったまま職場に置き去りにしていたこの本、息子の部活の参考にならないかなーと読みはじめたら、おもしろくて、つい最後まで一気読みです。
 「理系アナ枡太一の生物部な日々」(岩波ジュニア新書)。
 枡アナ、東京湾でアサリの研究していたの、知ってます!(「鉄腕ダッシュ」で知りました。この番組についても文中で触れられています)
 中高生だったときは、西表島に行ったり、学校近くの公園の標本調査をしたり、文化祭でジオラマ作ったりしていたそうです。
 好きなのは、蝶!
 ヘッセの「少年の日の思い出」の描写が心に残っているとか。
 文学好きで数学が苦手。でも、東大の理系にすすみます。
 樹脂標本を作るエピソードがなんか好きです。
 枡さんは、自分が研究者として活動するよりも、それを伝える仕事をしたいと考えてメディアの世界に入ったそうです。
 その楽しさ、ばっちり伝わってきましたよ。
 ということで、息子にこの本渡してきました。何か手がかりがみつかるといいなあ。

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