くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「日本建築集中講義」藤森照信×山口晃

2018-07-08 21:55:47 | 工業・家庭
 山口晃さん、ずっと気になっていました。
 「強い風が吹いている」の単行本カバーが大好きで。ちゃんと文章を読み込んで描かれているのがわかりますよね。
 その後の「一路」のカバーも素敵でした。
 とあるブックガイドで「ヘンな日本美術史」が取り上げられていたので、どんな絵を描かれるのかと、検索したら、山口さんだったわけです。
 
 「ヘンな日本美術史」は、ちょっと読めないままですが、これはすごくおもしろい。自分で一冊欲しいくらいです。
 藤森照信×山口晃「日本建築集中講義」(淡交社)。
 こちらもずっと読んでみたかった建築家の藤森先生のご案内で、国内の有名建築を訪れて二人であれやこれや語り合うコンセプト。
 山口さんは「画伯」と呼ばれており、道中のエピソードを四コマまんがやスケッチで紹介してくださいます。
 二人のやりとりやら終わりのアンケートやら、なんかいいんです。
 修学院や閑谷学校、角屋、松本城など、様々な場所に行きますが、わたしが行ったことがあるのは法隆寺だけ。(しかも三十年も前の修学旅行……)
 この本を片手に散策したいものですね。
 まんががおもしろいので、「すずしろ日記」を三冊まとめて発注しました。楽しみです。

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