草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党岡田克也代表は伊東正義と池田勇人に学べ!

2015年01月22日 | 政局

民主党の岡田克也代表が自分の政治的なスタンスについて、宏池会に一番近いと発言している。念頭にあるのは、総理大臣のイスを蹴った会津っぽ伊東正義なのだろう。しかし、いくらハト派であろうとも、ならぬことはならぬを貫いたのが伊東であった。鈴木善幸内閣の時に外務大臣であった伊東は、筋を通すためにさっさと辞めたことがあった。日米同盟について、軍事的な面を隠そうとする鈴木に、腹がたったのである。あまりにも姑息過ぎるからだ。鈴木は尖閣諸島をめぐっても、最近になってへまをやらかしたことが明らかになった。宏池会で忘れてならないのは、池田勇人である。所得倍増を実現したことから、経済一辺倒だと思われているが、根っからの愛国者であった。昭和20年8月15日のあの敗戦のときに、天皇陛下に申し訳ないと、皇居まで出かけて行ったのである。特定アジアに気を遣っている今の岡田代表とは天と地ほどの開きがある。ハトとかタカとかで色分けすることが間違っている。経済政策の面でも池田は成長路線であった。緊縮財政とは雲泥の差なのである。例えそうであっても、本当に保守本流を受け継ごうとするのならば、一定の評価はできる。まずはそれを政策で示すべきだろう。小沢一郎あたりに付いて行った過去も反省すべきではないか。選挙制度をいじったために、自民党を出ざるを得なかったのが実情だとしても、そこで一言あるべきだろう。日本の政治のためにも、岡田代表の責任は大きい。

 

 

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