日本が国家として一歩踏み出すのが来る22日の総選挙の投票日である。是が非でも改憲勢力で3分の2を確保しなければならない▼林房雄が『大東亜戦争肯定論』で仏教の言葉である「入山」と「出山」に言及していた。「人に道を説くためには、まず山に入って仏に問い、おのれ自身に問う時間と修業が必要である。シャカもツァラトゥストラも『出山』して教えを説くまでには、長い『入山』の期間をもった。民族にも『入山』が必要なのだ。日本民族はいましばらく歴史の舞台から退き、『入山』して天に問い、おのれ自身と対話する資格と権利がある。あわてることはない。再び山を下る時が10年後であるか20年後であるか、それは知らぬ。今は熟慮の時だ。自己充実の時だ」▼『大東亜戦争肯定論』の初版上巻は昭和39年、下巻は昭和40年に世に出た。あれから50年以上の歳月が経過し、ようやく安倍内閣のもとで日本を取り戻しつつあるのだ。私たち日本人が山を下る時が到来したのだ。今回の総選挙で問われているのは、外国勢力の手先になるのではなく、日本派の政治家であるかどうかである。戦後の長きにわたって否定されてきた日本の歴史を、私たち一人一人が思い起こさなければならないのである。東京裁判史観の呪縛に囚われて、日本を貶める勢力を一掃しなければならない。今回の一票は百年に一度あるかないかの、それこそ重要な一票なのである。
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