草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

静岡県知事選挙の敗北は保守が一本化しなかったからだ

2024年05月27日 | 選挙
 静岡県知事選挙で再エネ推進の鈴木康友元浜松市長が勝って、それを阻止しようとする大村慎一元副知事が敗れた。門田隆将氏はXで「リニア建設はまた不透明に。幾度も当局に捜索を受けた大樹総研の政界フィクサーと“特別な関係”にある鈴木氏を選択した静岡県民。笑うのは中国か」と書いている。
 残念でならないのは、日本保守党の共同代表である河村たかし名古屋市長が、鈴木氏のマイクを握って応援演説をしたことだ。百田尚樹や有本香氏はどのように総括するのだろう。
 そもそも、日本保守党と減税日本の河村氏とは政策が全く違う。減税日本はLGBT法案に賛成なのである。そこと組んで今後も国政選挙を戦うつもりなのだろうか。今回の知事選挙では、稀に見る接戦であった。結果的に敵に塩を送り、日本が世界に誇るリニアがストップし、静岡県にメガソーラーが乱立することを容認することになったのではないか。
 政党を立ち上げたの政策を実現するためではないか。いくら自分たちが素人とはいえ、水と油は混ざり合わない。真の保守党を名乗るのならば、それを曖昧にしていいわけはないのである。

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