草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

前原誠司外務大臣の日韓同盟論を嗤う

2011年01月03日 | 政局

 前原誠司外務大臣は、高坂正堯ゼミの劣等性だったのだろう。高坂は生前、朝鮮半島のことについては、日本がコミットすべきではないと、と語っていた。まかり間違えば、火の粉がとんできて、とんでもないことになるからだ。そこにコミットすれば、すぐに日本に跳ね返ってくるのである。韓国と北朝鮮の両方の国民が日本に住んでおり、それぞれ侮れない力を持っているからだ。何を思ったのか、前原外務大臣が、韓国との同盟関係を云々したという。愚かにもほどがある。分断された朝鮮半島の片方に味方するというのは、それなりの覚悟が求められるのである。その前に、まず国内の治安維持のために、自衛隊と警察を強化しなくてはならない。北朝鮮の工作員が蜂起する可能性が高まるからだ。それをせずに、口だけ言うのは、外務大臣として失格ではなかろうか。さらに、日本が韓国と組むということになれば、日韓米の安全保障条約を締結することと同じで、朝鮮半島が日本の生命線ということになる。国益が一致するならばまたしも、韓国とは領土問題が横たわっていることを、どう考えるのだろうか。前原はすぐに強気な発言をするが、尻切れトンボで、後が続かない。わけもなく国民を驚かせて喜んでいるような手合いは、政治家として最低である。  

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1 コメント

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自虐史観 (いく稲)
2011-01-04 14:12:35
敗戦以来の卑屈な【自虐史観】を認めているならば、中国人や朝鮮人の配下につくべきところを、アメリカという用心棒を雇っていたがゆえに日本は平和を維持できていました。

それでも、マスコミの【自虐史観】というメディアを使った潜水艦攻撃、愚民化戦術がありますので、政治家はマスコミに弱いのです。
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