草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の危機を報道しない今のマスコミは最悪だ!

2017年12月16日 | マスコミ評

ケント・ギルバートが怒っているように、今の日本のマスコミは国民を愚民にしようとしている。北朝鮮の差し迫った危機があるにもかかわらず、連日テレビなどで報道されるのは、相撲の話題ばかりである▼北朝鮮の木造船が漂着していることも、深く究明されることはない。もし工作員が紛れ込んでいたならば、我が国にとって最悪の事態になりかねない。青山繁晴が国会で指摘したバイオテロが行われれば、被害は甚大なものになる。何を優先させるべきかを自ずから明らかであり、現実を直視することができないマスコミは、国民を誤った方向に導きかねない▼カール・シュミットの言葉を借りれば「政治的ロマン主義」に毒されている者たちに握られているのが、今の日本のマスコミなのである。憲法9条のおかげで平和が維持されてきたのだから、現状のままで平和は維持できるとの思い込みがあり、思考停止状態に陥っている。「触らぬ神に祟りなし」ということで、日本の危機を正面から語るなどというのは、滅相もないことなのである▼自衛隊が導入しようとしているスタンドオフミサイルについても、詳しく報じることなく、専守防衛を逸脱するかどうかで議論をしている。中共や北朝鮮に気兼ねする論調まである。スタンドオフミサイルとは航空機から発射される対地、対艦用のものであり、侵略者を撃退することで力を発揮するのである。どうでもいいという報道しかしないのであれば、私たちはネットを通じて、現実を探りあてるしかないのである。


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