草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

加計学園で安倍首相に民進党が論破されたのを報じぬTBS!

2017年06月06日 | マスコミ評

TBSなどのテレビは、加計学園の問題で、民進党が安倍首相を追い詰めたかのような報道をしている。昨日の衆院・決算行政監視委員会では、民進党の宮崎岳志が食い下がったが、鋭い質問をしたのではなく、逆にいなされて不発に終わった▼安倍首相は関与を否定するとともに、獣医学部の新設をめぐっては、民主党政権の鳩山内閣で決定したことであり、その時点で加計学園に絞られていたことを指摘した。宮崎が前川喜平前文科事務次官を正義の味方であるかのように持ち上げると、禁止されている天下りに関与し、それが発覚しないように口裏合わせをした張本人である、とバッサリと切り捨てた▼決め手の欠く同じ質問の繰り返しであったために、安倍首相も余裕の答弁であった。それがTBSにかかると、まったく違ったニュースとして流れる。編集でどうにでもなるからだ。テレビしか見ない層は影響を受けるだろうが、昨日の場合はNHKで中継していたために、国民の多くは騙されなかったのではないかと思う。ネットの方も宮崎のくだらない質問を冷笑し、それで盛り上がっていた▼森友学園や加計学園よりももっと優先順位が高い問題がある。それを無視してまで民進党が取り上げるのは、政局に利用したいからなのである。政策なき民進党の嫌がらせは、国民の理解を得られないのである。いかにTBSなどが偏向報道をしようとも。



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