草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本を最終的に護るのは超法規的な「国家緊急権」の発動だ!

2016年02月20日 | 安全保障

何度でも言わなければならない。日本はいつ攻められても不思議ではないのである。安保関連法案は昨年ようやく通ったが、それだけでは本当は駄目なのである。自衛隊に犠牲者が出て、尖閣諸島が奪われることも想定しておかなくてはならない。もはやそこでは超法規的な手段が講じられなくてはならない。まさしくそれがカール・シュミットは述べている「法を破る力」としての「国家緊急権」の発動なのである▼実定法を超越する「国家緊急権」は政治的な決断なのである。直接侵略ばかりでなく、テロリストや工作員による破壊活動が頻発することが予想される。それを放置するわけにはいかず、令状なしの家宅捜査や外出の禁止、報道機関への一時的な介入なども当然容認されなくてはならない▼日本は法治国家であるとともに、それを超越する存在としての国家の目的がある。それはあくまでも不文法でしかないが、伝家の宝刀なのであり、ためらうことなく抜かなければならない。政治権力者にその覚悟がないならば、その時は自衛隊が自ら決断する以外にないのである。北一輝は「露国革命ニ於テレニンガ機関銃ヲ向ケテ妨害的勢力ノ充満スル議会ヲ解散シタル事例ニ見ルモクーデターヲ保守的権力者ノ所為ト考フルハ甚タシキ俗見ナリ」(『国家改造法案原理大綱』)と書いている。日本を護るのには右も左もないのである。それができなければ日本国民は流浪の民のなるしかないだから。

 

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