草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

菅首相の真価が問われるのは安全保障政策での決断力だ!

2021年03月01日 | 安全保障
バイデン大統領がどこに向かうのかと同じように、菅首相もまた何をしたいのかが見えてこない。当面は新型コロナ対策で手一杯であったとしても、政治家としてのビジョンが求められるからだ▼もっとも注目されるのは対中政策である。二階幹事長は媚中派として知られ、与党の一角を担っている公明党は、中共べったりである。その力を無視できないのは分かるが、安全保障の面で、安倍首相よりも後退することは許されない。マスコミを通じての情報しか伝わってこないので、マイナスイメージが増幅されてしまっており、菅首相の本当の胸の内を知ることは困難である▼新型コロナウイルスはピークアウトしており、最優先課題ではなくなりつつある。幸運にも我が国は世界で例を見ないほど、感染者や死者の数が少なくて済みそうである。それで菅首相が足を引っ張れることはないだろう。東京オリンピック・パラリンピックについても、形にこだわらなければ、開催にこぎつけるのは難しくはない。それをクリアすれば、内閣支持率も回復してくるのではないだろうか。総選挙で圧勝はしなくても、与党で大負けすることはないだろう▼菅首相の真価が問われるのはその後である。安全保障をめぐっては、日本維新の会や国民民主党も議論に応じることを明らかにしている。国家百年の大計を打ちたてるために、菅首相は勇気ある決断をすべきなのである。

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