自民党時代であれば、国会対策のために、野党の国対関係者に配ったのが内閣官房機密費であったという。それを民主党はやるはずがないから、それよりも、マスコミ関係に配ったのでは、との疑惑がもたれている。民主党を押し上げたのはマスコミであり、最後までそこにすがるしかないからだ。野党時代の民主党は、自分たちが政権を取ったらば、その使い道を公表するはずだった。最初から眉唾だと思っていたが、案の定その通りであった。民主党に政権交代をしてから、今年11月5日まで、内閣官房機密費として使われた金額は、実に35億円超に達する。国庫に返上した未使用額はわずか3886万円であった。つまり大半はどこかに使用されたのである。使途について公にするつもりはサラサラないようで、またしても嘘吐き民主党は、国民を裏切ったのである。できもしないことを口にして、後になって「ゴメンナサイ」ですむと高を括っているのだろう。しかし、無責任集団の民主党のことだから、墓場まで秘密を持っていける人間が何人いるだろう。総選挙で敗北するのは必至なわけだから、必ず渡した相手のことをヘラヘラ喋るのではないか。「ジミンガー」を連発していたコメンテーターとの関係が暴露されれば、やっぱりということになる。マスコミ対策費としていくらバラまいたかは不明だが、かなりの金額ではなかろうか。大新聞やテレビ局の役員を招いて高級料亭で接待した金も、当然のごとくそこから出たのだろう。
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