草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

核の議論を封印した岸田首相は平和ボケの典型だ

2024年05月26日 | 安全保障
 なぜ日本が戦争に巻き込まれるのか。それは日本が核を保有していないからです。アメリカが核で日本を守ってくれるはずもないのに、あまりにも平和ボケであるからです。
 台湾有事になっても、アメリカは中国との軍事的対決を避けるはずです。全面核戦争になることが恐れるからです。
 このままでは台湾は見捨てられます。とくにバイデンは中国寄りの発言を公然としています。日本の自衛隊は巻き添えを食うでしょう。それを知りながら、日本の国益を主張しない岸田首相は、日本のトップとして最悪の政治家です。
 岸田首相の政治上の最大の失敗は、日本の核政策を変更しなかったことです。それはLGBT法案を強行したこと以上に、我が国にとっては致命的なことです。
 安倍元首相は「アメリカと核の共有の議論をすべきだ」と主張しましたが、「核なき世界を目指す」という夢物語を口にする岸田首相は、目前に迫りつつある危機を理解できないのです。
 日本は戦略核を持つ必要はありません。戦術核で十分です。それも何隻かの潜水艦に配備して、やられたら反撃する意志を示せばいいのです。アメリカの兵器を買わされて、膨大な失費をするのと比べると、コストパフォーマンスの点でもはるかに効率的です。
 日本はアメリカに物を申すべきです。自衛隊がアメリカ軍の指揮下に入って戦うというのは、統帥権をアメリカが持つということです。日本国民の命をアメリカに委ねていいのでしょうか。
 日本を防衛するだけではなく、自由アジアの台湾の後ろ盾になるためにも、今すぐに核の議論を始め、できることをしなければなりません。日本の国土を戦場にしないためにも。
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