草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

我那覇真子さんの政治団体設立は保守新党への布石だ!

2019年03月17日 | 政局

まずは誰かが走り出さなくてはならないのである。保守派の期待の星である我那覇真子さんが、いよいよ政治家として挑戦することになった。我那覇さんは昨日、浦添市で開かれた集会で、政治団体を設立する意向を表明した。沖縄から彼女が声を上げた意義は大きいい。しかも、女性ということもあって、好感度は抜群である▼今の自民党は権力に執着するがゆえに、現状維持に走ってしまっている。アメリカが押し付けた憲法を、未だに改正できずにいる。自衛隊に国軍としての名誉ある地位を与えないから、自衛隊員は肩身が狭い思いをしているのだ。我那覇さんが住む沖縄は、日本の国防の最前線である。中共は沖縄独立を主張する勢力を応援しており、必ずや侵略の手を伸ばしてくるはずだ▼尖閣諸島などは、石垣の魚民が自由に近づけなくなっている。そこまで危機が切迫しているにもかかわらず、沖縄の自民党県連は中共による軍事的な危機を訴えることをためらっており、国から金を引っ張ってくることだけを政策に掲げている▼我那覇さんは違う。祖国日本を愛するがゆえに、日本を守り抜く最前線に立つ覚悟なのである。できるだけ早い時期に国政選挙に立候補してもらいたいと思う。日本を救うことができるのは、耐用年数が過ぎた不甲斐ない自民党ではなく、国防を正面から論じる真の保守政党なのである。頑張れ我那覇真子さん。

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「悪夢」繰り返さないためも歴史の知恵と討論の実践を!

2019年03月17日 | 思想家

大衆というのは烏合の衆と同じである。一時的な感情で物事を判断してしまうからである。西部邁は大衆が暴走する危険性があることを警告していた▼「もし民衆が庶民として伝統を、つまり歴史の知恵を保守しているなら、さらに民衆が公衆としてルールにもとづいた討論を継続しているなら、民衆制にまさる政体はないとみてよい。しかし民衆が大衆に転落し、歴史の知恵を破壊し、討論の実践を放棄するなら、民衆制は最悪の政体となるかもしれない。最悪ではないとしても、数ある独裁性が民衆の熱狂に支えられて誕生したことを思うと、それは最悪な政治の産みの親となりうるのである」(『批評する精神Ⅳ』)▼安倍首相が民主党政権時代を「悪夢であった」と語ったことが物議をかもしたが、あのときはマスコミが大騒ぎして、それに多くの日本国民が踊らされたのである。デマゴギーを信じて、善悪の判断ができなくなって、愚かな大衆と化してしまったのである▼最近沖縄で行われた県民投票にしても、あれは明らかに大衆の感情に訴える暴挙であった。それがまかり通るようになれば、デモクラシーは堕落してしまうのである。私たちが二度と同じ「悪夢」を繰り返さないためには、頑固なまでに「歴史の知恵を保守」することや、議会政治の根本である「公衆としてルールにもとづいた討論を継続」することが求められるのである。

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