草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

崖っぷちに立たされた金正恩の暴発に備えるべきだ!

2019年03月02日 | 国際問題

ハノイでの米朝首脳会談の決裂を受けて、朝鮮半島をめぐる情勢が急速に変わりつつある▼一つは、暗殺された金正男の長男キム・ハンソルを保護しているとみられる千里馬防衛が1日、北朝鮮の臨時亡命政府を樹立したと宣言したからである。金正恩に楯突く動きが公然と顕在化したわけで、北朝鮮の反体制運動が活発化することになるとみられる。北朝鮮の民衆は経済制裁の影響で食べ物もなくなってきている。米朝首脳会談の成果に一縷の望みをつないでいたはずで、これまでたまっていた不満が爆発しかねない。それと連動することになるのではないだろうか▼もう一つは、文在寅が日本に対して、融和的な姿勢を見せてきたことだ。今回の事態を予想していなかっただけに、重大な路線の転換を迫られているのだ。文在寅は「三・一運動」100周年の記念式典でも、日本批判を避けるような演説をした。金正恩と同じように、自分が追い詰められていることを理解しているからだろう▼いずれも日本にとっては歓迎すべきことであるが、ここで油断をしてはならない。金正恩が自暴自棄になって暴発する危険性があるからだ。日本国内にはかなりの数の北朝鮮工作員が潜入しているといわれる。自衛隊や警察ばかりではなく、私たち国民も警戒を怠ってはならない。金正恩は絶体絶命の崖っぷちに立たされており、何をしでかすか分からないからだ。備えあれば憂いなしなのである。

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