草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

HINOMARUは死者との絆を思い出させる日本人の歌だ!

2018年06月14日 | 世相

RADWINMPSのHINOMARUを聞いて感動した。日本人であることを歌にしたからである。「古よりはためく旗」というのは象徴的な表現である。和を重んじ戦いを好まなかった我が民族の切実な叫びである。「武器を取れ」といった歌詞は一切ない▼「気高きこの御国の御霊」とは、生きている者のことを思って、絶えず見守ってくれる先祖の霊にほかならない。だからこそ「胸に優しき母の声 背中に強き父の教え」につながるのだろう。我が民族に流れる時を超えた思いは、共通している。「たとえこの身が滅ぶとて」という覚悟は、日本人特有の美しい調べを奏でている。死者との絆を忘れないからこそ、卑怯な真似はしないと心に誓うのである▼恋人や家族を守るために、沖縄のかけがえのない人びとのために、特攻機で体当たりした若者は、あくまでも純粋であった。すでに敗戦が濃厚になっていたにもかかわらず、大半はその途中で撃墜されても、彼らは必死になって操縦かんを握った。何機かは火だるまになって突っ込んだのである。彼らとて戦争に諸手をあげて賛成したのではなかった。やむに已まれぬ思いがあったのだ。そんな詩が綴られているわけではないが、悲しい日本人の琴線に触れる調べではないかと思う。アーテストの表現の自由に干渉することは、日本の文化を否定することであり、断じて容認することはできない。

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アメリカ頼みでは我が国の平和と安全は維持できない!

2018年06月14日 | 安全保障

トランプは日本の自主防衛を容認するのではないだろうか。経済的なことしか念頭にないのだから、その方がアメリカにとって得策である。日本は日本で身構えることを望んでいるのではないか。我が国は禍転じて福となさなくてはならない▼勝者であるアメリカが恐れたのは復讐戦争であった。広島、長崎への原爆や、日本国内の主要都市への無差別爆撃は、民族的な偏見にもとづいており、その仕返しを阻止するために、我が国に占領憲法をゴリ押ししたのである。非武装化して、安全保障を全面的にアメリカが受け持つのは、アメリカの国益とも合致した▼今は様相がまったく異なる。世界の警察官をアメリカに期待するのが無理なのである。トランプは自国のことだけである。膨大な軍事予算を使ってまで、同盟国を守るという信念が揺らいでいる。東アジアの危機についても、コミットすることを避けたいのが本音だ▼否応なく我が国は自主防衛力を強化する以外にないのである。片岡鉄哉は保守派でも異端の思想家であった。片岡は「庇護者・保護者の関係を断ち切る」ことを主張し、「アメリカの核の傘がすでに破れている」との現状認識に立っていた。我が国は変わらなくてはならない。アメリカが変わってしまったのであり、我が国の今後を考えるならば、もはや親米ポチでいることはできないのである。

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