草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今のトランプではアメリカは日本を守ってくれない!

2018年06月12日 | 安全保障

トランプは日本を裏切った。北朝鮮で金儲けができると勘違いして、西側のリーダーとしての立場をかなぐり捨てた。アメリカファーストに徹し、目先の利益にうつつを抜かすだけだ。米朝首脳会談は今日、シンガポールで行われたが、冷血な独裁者である金正恩を持ち上げ、人権を踏みにじられている3千万人のことをまったく無視し、迎合的な言葉を口にした。そして、北朝鮮に対しては軍事オプションを考えていないことを言明した▼それを受けてのトランプの記者会見では、北朝鮮を礼賛するプロパガンダの画像が流され、多くの記者から顰蹙を買っていた。トランプは政治や経済のイロハも知らない男であり、東アジアは中共や北朝鮮の思いのままになるだろう。すでに韓国は自由主義陣営から脱落した。香港や台湾も危機的な状況が迫っている。トランプは朝鮮半島や日本からのアメリカ軍の撤退もほのめかしている。このままでは我が国は、中共の属国になるしかない▼我が国の自由と民主主義を守るためにはアメリカ頼みでは駄目だ。自ら防衛力を強化する以外にない。北朝鮮のような国であっても、核武装をすれば、超大国アメリカと取引が可能なのである。すぐに行うべきは、アメリカの核を分けてもらって配備することだ。潜水艦の巡航ミサイルに取り付ければいい。やられたらやりか返すのである。コスト的にも安上がりである。アメリカは手を引くわけだから、渋々認めざるを得ないはずだ。

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米朝首脳会談で米国は安易な妥協をすべきではない!

2018年06月12日 | 国際問題

米朝首脳会談が今日の午前9時(日本時間午前10時)から始まる。どんな結末になるか世界は固唾を呑んで見守っている。今はトランプ大統領に期待するしかない。安倍総理は直前まで情報交換をしており、日本側の意向を無視することがないよう祈るだけである▼北朝鮮の核兵器廃絶をめぐって米国は安易な妥協をすべきではない。それが実現するまでは、圧力を解除してはならず、徹底的に追い詰めることなしには、金正恩朝鮮労働党委員長を屈服させることは難しいからだ。拉致問題についても、トランプ大統領が取り上げれば、必ずや進展があるはずだ▼金正恩委員長を交渉の場に引っ張り出したのは、日米が結束して対応したからであり、まさしく安倍外交の成果である。最終的には我が国は日朝首脳会談で決着を付けることになる。いくらお人好しの日本人であっても、核ミサイルで脅されていては、日本人拉致被害者が原則全員帰国しなくては、手を差し伸べて経済援助をすることなどできない▼北朝鮮は何が大事かを胸に手をあてて考えるべきだ。我が国との関係を強化すれば、あっという間に豊かな国家に変貌する。飢えに苦しむ民衆はいなくなる。金王朝も崩壊せずにすむ。米朝首脳会談に引き続き、すぐにでも日朝首脳会談が実現されなくてはならない。金正恩委員長は安倍総理と虚心坦懐に話し合うべきなのである。北朝鮮にとっての得策はそれしかないのだから。

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