草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

田原総一朗の安易な権力批判は非常時には外敵を利するだけだ!

2016年03月11日 | マスコミ評

田原総一朗を評価する人間の気が知れない。あくまでも受けを狙っているに過ぎず、一貫した主義主張などは持ち合わせていないからだ。バランス感覚を重んじる中庸というのとも別である。単なる大衆迎合なのである。歴史上に残る思想家でないことは明らかだ。田原はジャーナリズムとしての権力批判にこだわるあまり、安倍首相をこきおろしたり、自民党を攻撃するのは正しいが、野党の非をあげつらうのは弱い者いじめに見えるようだ▼東アジアの危機的な状況が抜け落ちているから、そんな寝言を言えるのだろう。日本人が結束しなければ、外敵に抗することが難しい。今の野党のように国防安全保障について安倍首相の揚げ足を取るようでは、日本の存立は危くなる。田原はそれを熟知しているくせに、野党の応援団を買って出たいのである。安倍首相のやりかたを全面的に賛同しなくても、現状では指導者として頑張ってもらわなくてはならない。戦争の危機が刻々と迫っているからだ。もはや日本人同士で争っている段階ではないのである▼東京帝国大学総長となった山川健次郎は、戊辰戦争で白虎隊士として戦ったこともあり、敗者としての会津の悲劇を目の当たりにした。それだけに非常時においては国民が一致することの大切さを説いていた。平時であれば安倍首相をこきおろすのもいい。しかしながら、いつ戦争が起きても不思議ではない状況下では、田原のような意見は外敵を利するだけなのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発事故対応での民主党政権の無能ぶりを暴露した班目漫画!

2016年03月11日 | 災害

福島第一の原発事故から今日で5年目であるが、民主党政権であった菅内閣の対応ぶりについてはまったく不問に付されている。それとは逆に朝日新聞などは菅直人元首相を英雄に仕立て上げようとしたが、すぐに訂正を余儀なくされた。当時の原子力安全委員会のトップであった班目春樹元委員長が描いた四コマ漫画がインターネット上で話題になっている。そこで描かれているのは菅元首相や官邸の無能ぶりである。改めて人災の面があったことを私たちに教えてくれる▼東日本大震災の発生当時に災害後72時間は現地視察を行わないことで与野党が一致していたのに、それを無視して福島第一原発に菅元首相はヘリコプターで乗り込んだのである。吉田昌郎所長らが悪戦苦闘しているにもかかわらず、現場を混乱させるようなことをしたのだ。班目元委員長は菅元首相がマッカーサー気取りであったとして、それを漫画にしている。わざわざカメラマンまで同行させたのは、国民向けのパフォーマンスに利用したかったのだろう。状況がより深刻になると菅元首相はパニックになり、周囲にあたり散らしたが、その様子も描かれている▼菅元首相は自らの胸に問うべきではないのか。反省の弁が一言も出てこないのは不思議でならない。大津波によって引き起こされたとしても、本当に防げなかったのかについては、もっともっと検証をされなくてはならない。スピーディを隠蔽し福島県民に多大な被曝を強いた責任も菅元首相らにある。いかに反原発を訴えようとも、それは帳消しにはならないのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする