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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中核派に当選させてもらった哀れなピエロ山本太郎!

2013年07月22日 | 政局

 山本太郎が参議院議員選挙の東京選挙区で当選した。中核派が機関紙「前進」で大々的に支持を表明したこともあって、東京都民の品性が疑われることになった。中核派の理論は、疎外からの解放を説く梅本克巳をベースにしていた。梅本は科学を掲げる客観主義を批判し、「歴史はそれが先行のものからでてくるものでありながら、しかも先行のものを超えるものを含むことによって成り立つ。歴史は無からの創造を前提とする」(『唯物論と主体性』)と主張したのである。「偶然を必然に転化する」ためには、人間の自由が大事であることを問題にしたのだ。それが1956年からの反スターリン主義の流れのなかで、一時的に脚光を浴びたのだった。しかし、70年安保騒動や内ゲバの抗争を経て、中核派は衰退の一途を辿ってきた。そこで活路を見い出そうとしたのが反原発であった。福島第一原発の事故のおかげで、福島市などでも一定の勢力を誇るようになった。おっちょこちょいの山本は、中核派を利用したつもりでいるのだろうが、彼らはそこまでお人好しではない。拠点校の法政大学では、まだまだ動員力がある。選挙戦の最終日に渋谷に集まった若者たちの多くは、中核派に指導されていたのである。そうでなくても、杉並区では区議会議員を連続当選させてきた実績がある。中核派は「偶然を必然に転化する」ために暴力革命を目指しており、山本は相手を見て付き合うべきだったのである。後でジタバタしても、それは許されないのだから。

 

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安全保障上の権限を安倍内閣に委ねた日本国民!

2013年07月22日 | 選挙

 今回の参議院選挙での自民党の圧勝は、日本国民の危機感の表れである。早速、朝日新聞の今日の社説は「有権者は日本の進路を丸ごと安倍政権に委ねたわけではない」といちやもんを付けている。しかし、選挙結果が語っているのは「有権者は日本の進路を丸ごと委ねた」のである。なぜ自民党を圧勝させたか。それは明白ではないだろうか。日本の領土である尖閣諸島が中共の侵略の脅威にさらされているからだ。それに立ち向かうためには、日本は国家として身構えるしかないのである。残念ながら沖縄選挙区では自民党は敗れたとはいえ、予想以上の接戦に持ちこむことができた。反日マスコミの琉球新報や沖縄タイムスがいかに偏向報道をしようとも、沖縄だって徐々に変わりつつあるのだ。当選した糸数慶子沖縄社会大衆党委員長は、尖閣諸島についての質問に対して「中国と沖縄は昔から仲が良かったですから」と意味不明な答弁をしていたが、あれを聞いた日本国民の多くは唖然としたと思う。高山岩男は「現代でも本当に民主政治の精神を会得し、政治に常時非常時に応ずる緩急の序があることを知って、政治をダイナミックに運営する賢明な国民は、いざという場合『古典的独裁』の方法を活用するのである」(『教育哲学』)と書いている。危機的状況においては、権限を集中する以外に手はないのである。国民は期待しているのだから、安倍首相は勇気をもって安全保障上の危機に対処すべきだろう。

 

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