goo blog サービス終了のお知らせ 

草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

武士の涙に共感したのが安倍首相であり三島由紀夫だ!

2013年07月19日 | 思想家

 いくら大口をたたいても実際に行動を移さなければ、政治家は駄目だ。その意味で安倍晋三首相はたいしたものである。自衛隊の制服組を中心に据えたり、海上保安官出身として初めて、海上保安庁の長官に佐藤雄二海上保安監を抜擢した。尖閣諸島を死守するとの思いがあるからだろう。佐藤氏は海上警備に精通しているといわれ、安倍首相の意向が働いたのだった。日本の官僚組織は、戦後一貫して自衛隊などの制服組を疎んじてきた。それでいて、一旦緩急の場合は、彼らは命を捧げなくてはならないのである。武士の気持ちを知っているからこそ、安倍首相は決断したのでだろう。マスコミはその意義については、一切言及しない。逆に朝日新聞などは、自民党内に異論があると伝えている。三島由紀夫らの楯の会の隊員は、自衛隊に体験入隊することで、日本という国家に目覚めたのである。『文化防衛論』の「あとがき」において、三島はそのときの回顧を書いている。「さて、この三月には、わたしもひそかに十数日参加して、学生諸君と共に、毎日駈け回り、歩き、息を切らし、あるいは落後した。そこで同志的一体感も出来、かれらの考えも入隊以前に比べて、はるかに足が地について来たのみならず、主任教官や助教との関係も家族のようになり、離隊のときは、学生一人々々が助教一人々々と握手して共に泣いた。私が如実に『男の涙』を見たのは、映画や芝居をのぞいては、終戦後これがはじめてであった」。武士の涙を理解できない人間は、武士の上に立つ資格はないのである。

 

政治 ブログランキングへ

 

                 ←安倍首相の決断は立派だと思う方はクリックを

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

にほんブログ村   blogramで人気ブログを分析

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相の最後の訴えは若者が集まる「アキバ」で!

2013年07月19日 | 選挙

 自民党が大勝するとすれば、それは20代、30代の若者の支持のおかげである。それを知っているからこそ、安倍晋三首相の参議院選最後の訴えは、明日秋葉原で行われるのだろう。日本を取り戻すためには、自民党の政治家に頼っていてばかりいても、先には進まない。国民が立ち上がる以外にないのである。笠井潔が政治闘争のやりかたについて独自の見解を述べている。「街頭を走り回ると疲れるんですよ。(笑う)。二ヶ月くらいやると、疲れて飽きてくる。永続的に走り回るということはできない、という問題があるわけです」(「VOICE」平成24年2月号・この著者に会いたいのインタビュー)。そこで笠井は在宅での闘いを提案する。街頭闘争と街頭闘争の谷間を埋めろというのだ。そして、笠井は「いまネット上の在宅闘争を一番やっているのは右翼の方でしょう」とコメントしていた。右とか左とか決めつける単純な議論には与しかねるが、社会運動の形態として、在宅闘争と街頭闘争をく組み合わせる時代になったのだと思う。自民党支持者であっても例外ではない。いつもは在宅でパソコンをいじっていても、節目節目で街頭に飛び出すことで、大きな政治的な力を発揮することになる。あまりにも民主党政権がデタラメであったために、自民党への支持が熱を帯びてきており、「アキバ」へ「アキバ」へと集まる人の波が、日本を危機的状況から救うことになるのだろう。

 

政治 ブログランキングへ

 

                 ←ネット上での在宅闘争も重要だと思う方はクリックを

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

にほんブログ村   blogramで人気ブログを分析

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする