さびしき浪人の心にこだわる私が、どれだけの識見があるかは疑問である。とくに会津という地に住みながら、天下国家を論じることは、管(くだ)から世界を覗いているのと変わりがない。しかし、それでも主張し続けるのは、日本という国家をないがしろにする勢力が目に余るからである。今日発表された日銀短観によると、6月の企業の景況感を示す業況判断指数が大企業製造業でプラス4となり、3月の前回の調査よりも12ポイントも改善された。また、中小企業についても、傾向は同じであった。製造業が5ポイント、非製造業が4ポイント改善した。円安が日本経済を回復基調に導いているのは確実で、そうした成果があるからこそ、安倍内閣は国民の支持を得ているのである。いかにトクアノミクスと化したマスコミが批判しようとも、無駄な抵抗に過ぎない。日本が円高であれば喜ぶのは韓国や中共である。その国のエージェントとなった政治家が、円高に手を付けるはずがない。日本を取り戻そうとしている安倍首相は、国益が第一である。間違っても反日に与するわけがない。民主党の内閣はそうではなかった。中共や韓国にペコペコしてしまい、国民のことなど、二の次三の次であった。日本の経済が活力を失ってしまったのは、政治に問題があったためだ。安倍内閣になって日本人は自信を取り戻しつつある。国益を第一に考える政治家がトップに立つだけで、全てが違ってくるのである。
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