草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

オポチュニスト菅直人を見抜いていた佐高信

2010年12月21日 | 思想家

 本物の左翼としての佐高信を、私は高く評価する。敵ながら天晴れであるからだ。8年ほど前に『タレント文化人150人斬り』のなかで、菅直人をこきおろしているが、痛快なほど見事な太刀さばきである。まさしく一本である。住専問題で、公的資金の導入には、自民党の梶山清六ですらためらっているのに、ホイホイと役人の言うことを聞いた菅を、徹底的に揶揄したのだった。厚生大臣在任中に、国民から人気を博したのは、原理主義者としての田中秀征や錦織淳がいたからだという。今のように、松下政経だかどっかの口舌の徒とは違うのだ。佐高は「哲学のないオポチュニスト」と菅を決め付けている。菅というのは、左翼というにはおこがましいサヨクでしかなく、思い付きでヘラヘラしゃべってしまう。それでいて、責任をとろうとはしないからだ。高杉晋作が逃げ足を速かったのに、自分もあやかりたいような発言をしているようだが、いつも世の中の流れに乗ろうとしてキョロキョロしているだけなのである。政治改革の旗振りをやったのもそうだし、バブルの犯人である海江田万里を大臣にしたのも、節操がないからであり、本物の左翼からも、相手にされない政治家なのである。  

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コメント (1)
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