草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

地方切り捨ての民主党政治を糾弾する!

2010年12月05日 | 政局

 会津はこのまま息の根を止められてしまうのだろうか。経済的に追い詰められているのは確かだが、そういうわけにはいかない。土俗的なエネルギーは、簡単にしぼむわけがないからだ。中央の言い分を唯々諾々と聞いている必要はあるまい。会津の先人は、我々より先駆的であった。想起せよ、明治元年に会津全土に吹き荒れたヤーヤー一揆を。さらに、その一揆に促された肝煎り階級が、自由民権運動の立役者となり、国会開設に向けた運動を、この会津の地から開始したのである。そして、明治15年の喜多方事件となって、広汎な民衆を巻き込んだのであり、その流れが、自由党から政友会へと受け継がれたのだ。政友会の代議士であった八田宗吉がそうであったように、我々もまた会津の大地に根ざすべきなのだ。八田が原敬の政友会を選んだのも、立ち遅れた会津に、政治の光をもたらすためであった。あくまでも郷党の政治家たらんとしたその志こそ、今の政治家は受け継ぐべきなのである。民主党政権になって、地方切り捨ての政策は、なおさら露骨になってきた。民主党の長老議員である渡部恒三代議士の出身地である南会津などは、惨憺たる状態である。恒三代議士とっては、自分が生まれ育った郷党などどうでもよいのだろうか。

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冬ざれの只見川を詠む 5首

2010年12月05日 | 短歌

ダムありて墨汁なりし闇の筋鉛色なる冬はうらめし  

雪女会津女の深情け虚空蔵様に御百度を踏む  

かにかくに峠道から只見川止まらぬ涙はらうすべなし  

川沿いの民家の灯今はなく屍骸のような廃屋かなし

越後路の境を前に胸騒ぎ既視感なりし風景なりせば

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新たな保守勢力結集の旗は憲法改正だ!

2010年12月05日 | 政局

 政権交代が行われて、日本はメチャクチャになったが、だだ一つだけよかったのは、戦後体制から脱却しなければ、先に進まないというのを学んだことだ。憲法を改正し、日本が国家なりえなければ、暴力の海の中で、国民の生命と財産を守れないからだ。これほどまでに保守派の国民が立ち上がって、街頭に出たことはなかったし、ネットなどでも、国を憂うる人たちの書き込みが中心である。禍転じて福となすべきだろう。日本国憲法では、日本以外は全て、平和を愛する国家だという前提からなっている。日本だけが悔い改めれば、平和がもたらされるという理想主義である。しかし、現実の世界はそんなものではない。日本は自分の国を、自分の力で守らなければならないし、その足りない部分を、日米安保条約で補強すべきなのである。サヨクによって牛耳られている民主党政権では、憲法改正と正面から向き合う勇気がない。それを実行できるのは、保守としての立場を鮮明にした政治勢力でなければならない。自民党がそこまで脱皮できるか、それとも新党ができるかは不透明だが、世の中の大きな流れは、そちらに向かっていくのではなかろうか。いよいよこれからが正念場なのである。  

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