Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

政和駅 深名線 9月1日 2016年

2017-03-30 | Weblog
第三雨龍川橋梁と政和温泉駅跡とを適当にすっ飛ばしてやってきたのは 政和駅です。

原野に戻ってしまい駅遺構が何一つ残っていない駅跡より、こうして駅舎がしっかり残っている政和駅のような遺構に初心者の私はテンション上がります。

政和駅舎は赤い屋根が青空に映えています。

夏季だけ営業されていたというレストランは3年間通いましたが営業中の姿を見ることもなく、いまは年間休業の様子です。

駅舎本体はこうして使われ、人の手が入ったことで意外と良好に見えます。

切り妻屋根の棟は定規で引いたように稜線がピシッと決まっています。

先の鷹泊駅舎の荒廃ぶりとは対照的であります。



駅舎入り口建具はアルミサッシに入替えられています。

昨年は入り口全面にコンパネが貼り付けられていましたが、本年は一枚が撤去され人の出入りがあるようです。

2015年政和駅の記事はこちらから。



屋根を見ますと…積雪の落下を食い止める「雪止め」が雪の重みに耐えかねて損傷し入り口横にぶら下がってきています。



駅舎横は雑草が繁茂しています。



ホーム側の付け庇部は居住部に改造されてアルミサッシの窓が取り付けられています。

雑草が覆いかぶさるように繁茂し、藪嫌いなオジサンはこれ以上近づけません。



庇前も盛大に夏草が繁茂しています。

昨年の写真と比較すると本年はまだ除草作業前のようです。



ホームから路盤跡に出て、深川方面を見ます。

「政和コミュニティーセンター」が見えます。



名寄方面を見ます。

路盤は赤矢印の辺り…森の切通しのようなところを通っていたのでしょうか。



捨てられている廃材…枕木のように見えます。

これ以上近付きませんが…



駅舎を一回り観賞してきました。



国道に接続する駅前の道路。

「鉄道廃線跡を歩くⅦ」に掲載されていた写真には幌加内町開基70周年記念塔が写っていました。

それも撤去され、乗降客で賑わう風景は今は脳内イメージで再現するよりありません。

レールファンに目覚めるのがもう少し早ければ、ライブで見られたのに残念です。

その写真に写る政和駅舎はかなり疲弊した状態でした。





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