♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■罪を赦す権威のあることを知らせたイエス / 羽鳥頼和

2024年05月03日 | Weblog

2024/01/19放送

 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今週は、マタイの福音書の7章から9章までをお話ししています。

 イエスは人々に、ご自分が権威あるお方であることをお示しになっていました。
 今日は、そのイエスがご自分に(は)罪を赦す権威があることを示されたことをお話しします。

 足がマヒして起き上がることができない中風の人を人々が、寝かされたままでイエスのところに運んできました。
 イエスは彼らの信仰を見て、中風の人に「あなたの罪は赦された」と言われました。

 するとそこにいた律法学者たちが心の中で「この人は神を冒瀆している」とイエスを非難しました。

 イエスは彼らの思いを知って、「人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたが知るために」 そう言って、それから中風の人に「起きて寝床を担ぎ、家に帰りなさい」と言われました。

 すると彼はイエスに言われた通り、起き上がって家に帰りました。
 
 群衆はそれを見て恐ろしくなり、このような権威を人にお与えになった神をあがめたのでした。

 人々は、神しか持っていない人の罪を赦す権威をイエスが持っておられることが分かったのです。

 イエスはそこから進んで行き、取税人マタイを見て、「わたしについて来なさい」と言われました。
 すると彼は立ち上がって、イエスに従いました。

 取税人というのは、ローマ帝国に納める税金を徴収する人です。取税人はローマ人と親しくしながら、同胞からお金を搾取する者であり、ユダヤ人の戒めを守らない罪人であると考えられていました。

 イエスが招かれて、家で食事の席に着くと、そこに取税人たち、罪人とみなされている人々が来て、イエスや弟子たちとともに食事をしていました。

 遠巻きにその様子を非難する眼差しで見ている人々に、イエスは、「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです」と言われたのでした。

 イエスこそ、罪人のところに来られ、罪人をご自分のもとに招き、その罪を赦すことのできるお方なのです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.1.19放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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