♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエスこそ従うべき権威あるお方 / 羽鳥頼和

2024年05月02日 | Weblog

2024/01/18放送/

 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今週は、マタイの福音書の7章から9章までをお話ししています。

 イエスは、群衆が自分の周りにいるのを見て、弟子たちに向こう岸に渡るように命じられました。
 すると二人の人がイエスについて行くと申し出ました。

 一人は律法学者でした。律法学者は衣食住に困ることがありませんでした。イエスは彼に「人の子には枕するところがありません」と言われ、イエスに従うときに苦労があることを諭されたのです。

 もう一人の人は、「父を葬ることをお許しください」と言いました。彼の父はまだ生きていたので、いつイエスに従うことになるかわかりません。イエスは、従おうと思ったときにすぐ従うように彼を諭されました。
 
 イエスに従っていく者には、苦難困難があるのです。 

 しかし、その人に必ず「神の守り」があるのです。
 この後、イエスに従う者には神の守りがあることが明らかになります。

 向こう岸に渡るためにイエスが舟に乗られると、弟子たちはイエスに従いました。
 彼らが船で沖に出ると、湖が大荒れになり、恐ろしくなった弟子たちはイエスに助けを求めて叫びました。
 寝ていたイエスは、「どうして怖がるのか、信仰の薄い者たち」と言い、それから起き上がって、風と湖を叱りつけられました。
 すると、すっかり風は収まり、湖は凪(なぎ)になったのです。
 弟子たちは、自然までもイエスに従うことに驚きました。

 向こう岸のガダラ人という異邦人の地に着いたイエスは、そこで悪霊につかれた二人の人から悪霊を追い出されました。
 悪霊たちはイエスのことを知っていて、ただ従うことしかできませんでした。彼らはイエスに言われて近くにいた豚の群れに入り、崖から湖に飛び込んだのでした。

 このように聖書は、イエスが病を癒し、自然も悪霊でさえも従う権威あるお方であることを教えています。
 そして、人もこのイエスに従うべきであることを教えてくれているのです。

 従う者をイエスは必ず守って下さいます。


 ( PBA制作「世の光」 2024.1.18放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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