2021.8.10放送
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
私の友人は子どもの頃、田舎に住んでいました。自宅から半径10キロ以内にキリスト教会はありませんでした。そんな彼が高校生の時にラジオを聴いて教会へ行くようになりました。彼は神のみことばを聞いてイエス・キリストを信じました。教会から遠く離れたところにいる人に神のみことばが届いています。
今日は、エルサレムの教会の指導者であったヤコブについてお話しします。ヤコブはイエスの弟です。家族は近くて遠い存在です。彼は最初からイエスを神の御子・救い主キリストであると信じていたわけではありません。イエスが十字架で死ぬ以前には信じていませんでした。イエスの郷里のナザレの人々は宣教なさるイエスのことばを聞いて、「この人は大工の息子ではないか。」と言ってイエスのことばを信じようとしませんでした。イエスの弟たちも同じだったのです。イエス自身、「預言者が敬われないのは、自分の郷里と家族の間だけです。」とおっしゃっています。
ヤコブはイエスと小さいころから家族として過ごしたわけですから、自分の兄であるイエスを自分の神であると信じることはとても難しいことだったと思います。そんなヤコブは十字架で死んで復活されたイエスに出会い、イエスを信じることができました。イエスが十字架につけられる以前に、旧約聖書で預言され、ご自分でも語っておられた通りにイエスは十字架につけられて死んでから三日目によみがえられました。ヤコブは復活されたイエスに会い、イエスのことばを信じたのです。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」とのみことばを思い出します。神はイエスの家族を救われました。
ヤコブはパウロの伝道旅行の報告を聞きました。ユダヤ人だけでなく、多くの外国人・異邦人がイエス・キリストを信じて各地にキリストの教会が建てられたことを聞いたヤコブたち・教会の人々は神をほめたたえました。
(PBA制作「世の光」2021.8.10放送でのお話より)
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