2021/8/7放送
世の光の時間です。ゴスペルシンガーの工藤篤子です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。昨年からの新型コロナの影響で社会は大きく変わりました。皆さんの中にも困難や問題に直面しておられる方も多くいらっしゃることだと思います。
聖書には、神に敵対する存在、サタンのことが書かれています。サタンとはもともと神に仕える天使でしたが神のようになろうと高ぶり、地に落とされました。そしてアダムとエバを誘惑し、罪が人類に入り込んだために全地が呪われてしまいました。罪が入った人類も罪からくる思いに心がむしばまれ、体も病や疫病にむしばまれ、絶えず満たしと癒やしを求める荒野のようになりました。
イエス様は33年半の生涯の終りごろ、ユダヤの七つの祭りの最後の祭りである仮庵の祭りの時に、こう言われました。
「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」
それから数カ月後、イエス様は私たちのすべての罪を負って十字架にかかりました。そこでイエス様は身代わりにさばきを受けられただけでは終わりませんでした。イエス様は天の父に向かって「渇く」と叫ばれました。それは「天の水、いのちの水をください」という意味の叫びです。
十字架にかかる前に「わたしを信じる者は、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」と言われた「生ける水」とは、聖霊のことです。イエス様を信じるなら、聖霊がその人の心の奥底から生ける水の川となって流れ出るようになります。荒れ地に川が流れるように私たちの心もいのちの水で満たされ、さらにはあふれ流れるようになります。その聖霊は、罪からの解放、サタンの支配からの解放、否定的な感情や思いからの解放、病のいやし、さまざまな困難や問題に打ち勝つ力を与えてくださいます。
今、あなたの心にもいのちの水である聖霊が注がれますように。
( PBA制作「世の光」2021.8.7放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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