2021/8/6放送
世の光の時間です。ゴスペルシンガーの工藤篤子です。私は小さい時からよく物を盗む万引き少女でした。高校生の時、偶然ラジオで「世の光」を聴き、メッセンジャーの先生が、「神は、生きておられます。」と語られたその一言が何か一条の光のように心に差し込み、この生きた神様を求めるようになりました。
そして留学先のスペインで聖書を通して、生きた神様であるイエス様に出会うことができました。イエス様は神であられるのに人として地上に生まれました。それは私たちの身代わりとして十字架にかかってくださるためでした。
イエス様が十字架にかけられた時、その右と左に二人の強盗が十字架にかけられました。人々はイエス様をあざけりました。その時、イエス様はこう叫ばれました。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか分からないのです。」
強盗の一人はそれでもイエス様をののしって、「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と言いました。するともう一人の強盗はこう言いました。「イエス様。あなたが御国の権威をもって来られるとき、私を思い出してください。」
イエス様はこう答えました。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」
パラダイスとは天国のことです。信じた強盗は、イエス様の最初の祈り「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか分からないのです。」という祈りを聞いて、この人が本当に神の子であったこと、この方は罪がないのに自分たちの罪を赦すために十字架にかけられているのだということが分かったのです。
私もこの強盗のように物を盗む者であり、本来は十字架でさばかれるべき者でありました。けれどもイエス様は私の身代わりに十字架にかかってさばかれました。そして父なる神様に、「赦してください。」と叫んでくださり、しかも、天国に招いてくださいました。
今日、十字架のイエス様のことば「パラダイス」つまり天国への招きのことばが皆さんの心に届きますように。
( PBA制作「世の光」2021.8.6放送でのお話しより )
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