2021/8/19放送
世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
今年(※2021年)で70周年を迎えるラジオ番組「世の光」は、時代が変わっても決して変わることのないものを届けています。聖書は、いつまでも変わることのないものが三つあると語ります。そのうちの二つを今日学び、明日はその中でも最も大切なものを学びましょう。今日の聖書の箇所をお読みします。
「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」
新約聖書 コリント第一の手紙13章13節
最初の二つは「信仰」と「希望」です。この箇所は今のギリシャ、コリントの町にある教会にあてた手紙で、当時コリントは非常に栄える中心的な町でしたが、性的混乱をはじめ秩序の混乱があったのです。そして当時のキリスト教会にも影響を与えていました。その中だからこそ聖書は彼らに本当に大切なものに心を留めて歩むようにと促しました。
その最初が「信仰」でした。それは「信頼」とも訳すことができ、全世界を創造された神様に信頼して歩むことでした。人間の力に頼り混乱をきたしていた人々に、何よりも神様に信頼して歩むよう促したのです。それこそが神を知る者が決して失ってはならないものでした。どんな状況の中でも私たちは永遠の神様に信頼を置き、神の存在と力を信じて歩むことができるからです。
第二は「希望」です。それも神によって与えられるものです。どんな困難や痛みが私たちを襲おうとも、神様に信頼を置く者には希望があるからです。哲学者キルケゴールは、「死に至る病は『絶望』である」と語りましたが、確かに失望や絶望は私たちから生きる力を奪います。
しかし、神の御子イエス・キリストは私たちの罪の身代わりに十字架にかかってくださいましたが、三日目に死に打ち勝ってよみがえってくださったのです。死をも打ち破る永遠の希望が神の御子キリストにあってあるのです。あなたにも、失望に終わることのない永遠の希望が用意されているのです。あなたも、いつまでも変わることのない神への信仰とキリストにある永遠の希望をご自分のものとして力強い人生を歩んでいきませんか?
(PBA制作「世の光」 2021.8.19放送でのお話より )
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