2021/8/4放送
世の光の時間です。今週、番組を担当しますゴスペルシンガーの工藤篤子です。私は北海道で生まれ育ちました。音大受験を目指していた高校三年生の時、偶然、ラジオで「世の光」を聴きました。メッセンジャーの先生が暖かい声で、「神は、生きておられます。」とおっしゃるのを聴いた時、この神様なら私を救ってくれるかもしれないと思いました。そして聖書を買って、読むようになりました。
聖書を読み続けて行く中で、はっとさせられた箇所がありました。
新約聖書コリント人への手紙 第一の13章、「愛」について書かれた箇所でした。
「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びます。すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。愛は決して絶えることがありません。」
ここを読んだ時、まるで自分の姿が鏡に映し出されたかのようでした。それは、この愛は私には全くないという姿であったのです。当時、母と妹への恨みで心がコチコチになっていた私でしたが、この箇所を読んだ時、私はこの愛を持てる人間になりたい、母と妹を愛する人間になりたいと思いました。そして努力しました。表面的にはずいぶん変わりました。けれども何かがあると怒りが爆発するのをどうしても抑えることができませんでした。
数年後、スペインに留学した私はアメリカ人宣教師の集会に行くようになりました。そこで、イエス様が私の身代わりに十字架で死んでくださったことが分かり、このイエス様を心にお迎えしました。神は愛です。この神様が心に住んでくださるようになって初めて、私が求めていた愛を持てる人間へと変えられていきました。
神様の愛が、あなたの心にも届きますように。
( PBA制作「世の光」2021.8.4放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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