世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。今週はエジプトを脱出したイスラエルの民の荒野の旅について、旧約聖書の民数記からお話ししています。
イスラエルの民は神の命令に聞き従って荒野へ旅立ちました。神は毎日、マナという食べ物を与えて下さっていました。
ところが旅立って間もない頃、人々は神に不平を言って、「肉が食べたい」と叫びました。指導者モーセは人々の不平不満と彼らに対する神の怒りとの狭間で困り果ててしまいました。
そんなモーセが祈ると、神は答えてくださいました。神は具体的な方法を教えて、さらに超自然的な神の力によってモーセを助け、人々を正して下さいました。
まず神はモーセに、「あなたが民の司としてふさわしいと思う者を七十人集めなさい。」と言われました。
モーセは神に言われた通りにしました。
神は選ばれた七十人にモーセのように人を治める力を与えられました。こうして七十人がモーセを助ける者とされました。
神はモーセの抱えていたもう一つの問題、肉が食べたいという人々の不平にも答えられました。「わたしは一ヶ月の間、彼らに肉を与える。それで彼らは吐き気を催す。それは彼らがエジプトから救い出した神をないがしろにして、『エジプトから出てこなければ良かった』と言ったからである。」
神は男だけで六十万人もいるイスラエルに「肉を与える」と言われました。神は海から風を吹かせました。神はその風に乗せて大量のウズラを運んで、イスラエルの宿営の近くに落としました。
人々は一日中それを集めて、その肉にかぶりつきました。
すると神の怒りが燃え上がり、神は非常に激しい疫病で人々を打ちました。
エジプトから救い出してくださった神によってすでに必要な食べ物マナが与えられているのに不平を言う人々に、神が災いを下されたのです。
神が与えてくださるものに感謝して満足することを学びたいと思います。
(PBA制作「世の光」2021.1.23放送でのお話より)
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