2021/1/28放送
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
木曜日と金曜日はマルコの福音書から学びましょう。今日は神への祈りと赦しについてです。
神への礼拝と祈りが捧げられる場所である神殿を商売の道具にしていた人々に怒りと悲しみをあらわされた後、キリストは彼らを象徴するイチジクの木を裁かれました。それは遠くから見ると葉も多く勢いがあるように見えても、全く実を結んでいないイチジクでした。キリストがその木に裁きを語った数日後にその木は完全に枯れてしまったのです。キリストのことばの通りになったことに驚く弟子たちに対し、キリストは祈り求めることについて次のように語りました。
「ですから、あなたがたに言います。あなたがたが祈り求めるものは何でも、すでに得たと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。また、祈るために立ち上がるとき、だれかに対し恨んでいることがあるなら、赦しなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの過ちを赦してくださいます。」
新約聖書 マルコの福音書11章24節、25節
私たちにとって自分の祈りが神に聞き届けられることは本当に嬉しいことです。しかしキリストは私たちの祈りの背後に人に対する恨みや憎しみが隠れていないかどうか吟味するように促され、弟子たちを悔い改めに導かれました。すべてをご存知の神様は私たちの心にも光を当てられます。神への祈りを捧げるための神殿が人間の欲望のために用いられていたことがキリストによって戒められ、きよめられたように、キリストのことばによって、実を結ばないイチジクの木は枯れました。
私たちは自分の心にどのような思いが隠れているかを祈りの前に吟味する必要があります。その上で私たちは神に祈り求めるのです。
そして私たちが自分の罪を悔い改め、神からの赦しを受け取るときに、私たちも他の人を赦すことができる者へと変えられていきます。そのことを父なる神は心から喜び、なおあなたを祝福し、罪の赦しの喜びで満たしてくださるのです。
あなたも神の前にへりくだり、キリストの招きに応えていきませんか?
神はあなたの祈りを聞き、その祈りに応えようとしてくださっているのです。
(PBA制作「世の光」 2021.1.28放送でのお話より )
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