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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■救いのために罪を語る / 羽鳥頼和

2018年10月13日 | Weblog
2018/9/8放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 聖書は聖なる書物で悪いことは何も書いていないと思っておられる方があるかもしれません。しかしそうではありません。聖書にはこの世の悪、人の罪がはっきりと書かれています。旧約聖書士師記の19章にもそのような人の悪が語られています。それは本当にあったこととして語られています。人の罪の現実が語られているのです。

 聖職者であるレビ人がそばめを娶(めと)りました。彼には彼女への愛情はなく、むしろ彼女を自分の所有物と見ていました。そばめはそんな彼の扱いに不満を持ったのか、実家に戻ってしまいます。レビ人は彼女の父親に取り入って彼女を実家から連れ元します。ところが彼らが家に戻る時に事件が起きます。途中の村で彼らは村の荒くれ者に襲われてしまったのです。その時、このレビ人は自分のそばめを荒くれ者たちの前に突き出して、自分は逃げて隠れてしまいました。そして彼女は荒くれ者たちによって殺されてしまいました。この後、レビ人はこの暴行事件のことを訴えるためにとんでもないことをします。何と彼は彼女の遺体を12の部分に切り分けて、イスラエルの国中に送ったのです。このあとイスラエルは荒くれ者たちだけでなく、彼らの部族を罰そうと争うことになり、ついにはその部族が滅んでしまう危機となってしまうのでした。

 聖書はなぜこんな悲惨なことをわざわざ語るのでしょうか。それは罪を教えるためです。聖書はすべての人が罪を犯していて、そのままでは滅びてしまうことを教えています。しかし、それだけではありません。聖書は罪をはっきりと教え、そしてその罪からの救いをしっかりと教えています。

 イエス・キリストは言われました。
 「神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。
             (マルコの福音書 1章15節 新改訳2017)

 キリスト人を救うためにこの世に来てくださり、すべての人の罪を負って十字架にかかって死んでくださったのです。これがキリストの福音です。この福音を信じる者は必ず救われるのです。

 明日は日曜日です。キリストの福音を聞くために、お近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2018.9.8放送でのお話より )
 
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 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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