♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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■取税人レビを招く / 関根弘興

2018年10月12日 | Weblog
2018/9/7放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

早速、聖書を読んでいきましょう。新約聖書ルカの福音書5章27節(、28節)
 その後、イエスは出て行き、収税所に座っているレビという取税人に目を留められた。そして「わたしについて来なさい」と言われた。するとレビは、すべてを捨てて立ち上がり、イエスに従った。

 このレビという人は、ガリラヤ湖に面するカペナウムいう所で取税人の仕事をしていました。取税人はローマ政府のために税金を取り立てる仕事です。中には強引な取り立てをしたり多額の税を徴収し、差額を着服するそんな人もいたようでした。ユダヤの社会では取税人は信頼されない、まるで罪人の象徴のような存在として見られていました。

 そんな取税人レビの人生を一変させる大きな転機が訪れたんですねえ。それはイエス・キリストがレビに目を留め、「わたしについて来なさい。」と招かれたのです。すると何とレビは何もかも捨てて、立ち上がってイエス様についてきました。大きな決断ですよね。私たちが生きているこの時代は不確かな時代、不安定な時代と言われています。そんな中で私たちが本当に人生に確信を持って生きていくためには、確信を持っている方との人格的な関わりがどうしても必要なんです。

 例えば、子どもが宿題をしている時、子どもは答えを書いたけれど自信がありません。でも「その答えはあっているよ。」と親が言ってくれれば、子どもは自分の答案に自信を持つことができますよね。算数の問題ならすぐに簡単に答えを出すことができますが、でも人生の確信を持つ、その答え、それはなかなか簡単ではありませんよね。

 この取税人レビは裕福で、生活に不自由はありませんでした。しかし自分の人生はこのままでいいんだろうかという漠然とした思いを抱いていたようです。心の底で、私にこれが本来の人としての道だ、人としてあるべき姿はこのようなものだ、と具体的に示してくれる存在を求めていたのでしょう。そんな時、イエス様が取税人レビに目を留められたんです。取税人レビは自分を招かれたイエス様の中に、この方の中に私が持っていない何かがある、この方こそ自分の歩むべき道を示し自分の人生に答えを与えてくださる方だと思い、従う決心をしたんです。

 イエス様はこのような確信を持っていたのでしょう。それは次回お話いたしましょう。
     (PBA制作「世の光」2018.9.7放送でのお話しより)

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