♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■キリストのしもべとしての政治家 片岡健吉 / 岩井基雄

2018年10月01日 | Weblog
2018/8/27放送

 世の光の時間です。みなさんお元気ですか? 岩井基雄です。
 第四週の月曜日はクリスチャンの方々の歩みを学んでいますが、今日はキリストのしもべとしての政治家、片岡健吉です。

 1844年、高知土佐の武士の家庭に生まれた片岡健吉は板垣退助らと共に、幕末から明治前半にかけて自由民権運動の働きに尽力します。片岡と板垣は年齢も家も近かったようです。板垣は西欧の立憲政治がうまく機能しているのはキリスト教が背景にあるからだと考え、人々にキリスト教の効用を説きました。しかし板垣自身は進んで教会に行くことはなかったようです。しかし片岡は聖書を学び、イエス・キリストにある救いを熱心に求め、キリストを自分の罪の救い主として信じ、宣教師ジョージ・ノスから洗礼を受け、高知教会の長老ともなります。この時、一緒に洗礼を受けたのが坂本龍馬の甥・坂本直寛(なおひろ)でした。片岡が自由民権を求める立志社を創った背景にも聖書の人間観があったと考えられます。その後も片岡は同志社大学の学長などを歴任します。そして四期連続して衆議院議長も務めることになるのです。しかし彼の歩みは決して順調ではありませんでした。43歳の時、片岡は建白運動などを繰り広げたため検挙され投獄されました。その中、便所掃除を命じられた片岡は大変な屈辱を覚えます。しかし聖書を読んでいる内に、イエス・キリストが弟子たちの足を洗われた記事に出会い、悔い改めて心から便所掃除をするようになり、更に今後はこのイエスの洗足の精神に生きようと決意し、人生が変えられていったのです。衆議院議長にも選ばれた彼は、選挙の妨げにもなるからキリスト教会の長老は辞退するようにと勧められますが、衆議院議長であるよりも教会の長老でありたいとその提案を拒んだのです。弟子たちの足を洗ったイエス・キリストの愛の姿、しもべとして歩み続けた謙遜の姿に、私たちも倣いたいと思います。

 聖書のことば
 「主であり、師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのであれば、あなたがたもまた、互いに足を洗い合わなければなりません。
      新約聖書 ヨハネの福音書 13章14節 (新改訳2017)

 PBA制作「世の光」2018.8.27放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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