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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■記念のパン/板倉邦雄

2015年12月02日 | Weblog
2015/12/2放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。 今日は「記念のパン」という題でお話ししましょう。

パンと言えばコッペパンしか食べられなかった子供の時代、教会に行って初めてフレンチ・トーストなるパンを食べて感激したことを覚えています。

 さて、荒野を旅するイスラエル全家にとりまして毎朝、天から降りてくるパンは忘れることのできないパンとなったのです。イスラエルの家はその天から降ってくるものの名を「マナ」(※「これは何だ?」の意)と呼びました。霜のように白くて味は蜂蜜を入れたせんべいのようでした。(参照 出エジプト記 16章31節 )

 モーセは人々に言いました。「主なる神様はこのように私に命じて言われました。『マナを4リットル--2升2合--あなたがたの孫や子孫のために蓄えておきなさい。このマナはわたしがあなたがたをエジプトの地から導き出した時、荒野であなたがたを食べさせたパンを孫や子孫に見せるためである。』」(参照 出エジプト記 16章32節 )
 
 そしてモーセは兄のアロンに言いました。「一つの壺を取ってマナ4リットルをその中に入れ、それを主なる神様の前に置いて子孫のために蓄えなさい。」(参照 出エジプト記 16章33節 )

 アロンは主なる神様がモーセに命じられたように、一つの壺を証しの箱の前に置いてマナを蓄えました。証しの箱とはこの後、モーセがシナイ山で神様から授かる十戒の石の板が入る箱のことです。

 こうしてイスラエルの全家は人々の住む地に到着するまで、荒野の40年の間、マナを食べました。すなわち、先祖アブラハムの故郷、約束の地カナンの境界線に至るまでマナを食べたのです。(参照 出エジプト記 16章35節 )

 ところで、この出来事から1400年後、イエス様に向かって人々はこう言いました。
 「わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。(ヨハネの福音書6章31節 口語訳・新共同訳聖書 ) 

 イエスは人々に答えました。
 「神のパンは、天から下ってきて、この世に命を与えるものである」。(ヨハネの福音書6章33節 口語訳聖書 )

 人々はイエスに言いました。
 「主よ、そのパンをいつもわたしたちに下さい」。(ヨハネの福音書6章34節 口語訳・新共同訳聖書 )

 イエスは人々に言いました。
 「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくことがない。」 (ヨハネの福音書6章35節 口語訳聖書 )

 (PBA制作「世の光」2015.12.2放送でのお話より )

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