♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■みどりごが生まれる/福井 誠

2015年12月17日 | Weblog
2015/12/17放送

  「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」イザヤ書 9章6節

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「みどりごが生れる」です。

 今日はクリスマス特番ということですが、これまで私の担当のメッセージではイザヤ書を連続して取り上げてきましたので、今日もこのままイザヤ書からイエス様のご降誕の恵みについて共に覚えて参りたいと思います。

 先程読んでいただいた箇所は有名なイエス・キリストの降誕の預言として知られているところですねえ。「ひとりのみどりご(※嬰児)が生まれる。」 お近くに聖書のある人はぜひ聖書を手に取って読んでみていただきたいと思いますが、イザヤはこの預言のすぐ前に、「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。」(イザヤ書 9章2節)と述べていますねえ。このみどりごは闇の中を歩んでいる民には大きな光を与える希望の的となる、というのです。

 この預言が語られた時、実際どんな闇があったのかと思わされるところですが、それはアッシリヤという強大国にイスラエルが存続を脅かされた時代です。戦争の社会不安によって人々が落ち着かない気持ちにさせられていた時のことですねえ。もはや70年も平和を維持し、平和の真っ只中に生まれた人々には、そんな闇も不安もあまりピンと来ないかもしれません。けれどもそのような大きな事柄でなくても、私たちには、本当に闇の中を歩んでいる、この闇を抜けきれない、全く希望がない、と思いながら生きている人もいるのではないでしょうか。そういう中でイザヤの預言は、人生を決して諦めてはいけない、2000年前にお生まれになった一人のみどりご、つまりイエス・キリストは今の私たちにも希望を与えてくださるお方なのだと語りかけているのです。このイエス・キリストは確かにあなたの救い主であることを知っていただくために、ぜひこのクリスマスの時期にお近くの教会へ行って、聖書の話に耳を傾けていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2015.12.17放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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