♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■大祝会が用意されている

2010年04月29日 | Weblog
2010/4/29放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「大祝会が用意されている」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙12章22節から読んでみましょう。

 「しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。

 旧約聖書を読むと、神に近づくことは恐るべきことである、そんな印象を受けることがあります。 実際ヘブル人の著者は、モーセの時代、神がイスラエルの人々に御自身を表わされた時に、それは大変恐ろしい経験であったあったことを語っています。 神の現れは、燃える火、黒雲、暗闇、猛り狂う嵐と、イスラエルの人々を恐怖のどん底に突き落とす出来事でした。 確かに聖書が語る神は天地万物をお造りになった神、万物の支配者なのですから、どのような形にしろその神が現れるというのは恐るべきこと、地に平伏すべきことである、というのはうなずけることですねえ。

 しかしヘブル人への手紙の著者は、私たちが神に近づくことについて別のイメージを与えてくれます。 「しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。」と。 笑いと感謝と讃美に溢れた楽しげな場所に近づくイメージですねえ。 なぜでしょうか。 それはイエスの十字架の罪の赦しに与っているからです。 イエスの復活のいのちに与り、神の目に喜ばしいものとされているからです。 心にやましいことがあれば当然人は正しい神に近づくことを恐れるものでしょう。 神のさばきの座に近づいていると思えば恐怖を抱いて当然です。 しかし私たちは既に裁かれており、神と和解し、神の祝福を約束されているとしたら、私たちは神に会うことを楽しみに思うのです。 また神が私たちの苦労を知り、私たちの労をねぎらってくださるとすれば、なおさら天に行くことが楽しみになるのですねえ。

 私たちはこの神の大祝会に招かれており、日々、一歩いっぽそこに近づいていることを覚えて正しい歩みをさせていただきたいものです。

  ( PBA制作「世の光」2010.4.29放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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