♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエスから目を離さない

2010年04月15日 | Weblog
2010/4/15放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「イエスから目を離さない」です。 それでは聖書の中のヘブル人への手紙12章2節から読んでみましょう。

 「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。

 皆さんも小さい時にお習字をしたことがあるでしょう。 よく御存知のことと思いますが、お習字では、お手本から目を離さないように、お手本をよく見るように、と言われるものですねえ。 トメ、ハネをよく見ながら文字の流れと勢いに沿って書き上げていく。 それと同じことかもしれませんが、私たちが習うべき信仰のお手本はイエスであるとされます。  「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」 

 そこで、お手本のイエスは私たちに何を告げているのか、と言えばヘブルの著者はこう言うのです。 「イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。

 私たちがお手本とすべきことは十字架の苦しい経験を忍ばれ勝利されたイエスの姿ですね。

 しかしながら私たちの場合、しばしば苦しい時、気持ちが滅入る時には自分の殻に閉じこもってしまうものですねえ。 聖書など読みたくもないし、教会へも行きたくない。 そう思ってしまうことがあります。 そうして私たちはイエスから目をそらしてしまいます。

 しかし苦難にあってはまず聖書を開き、十字架に耐え忍ばれたイエスを思い出すようにしなくてはなりません。 教会に行き、神のメッセージに耳を傾け、十字架の苦難を突き抜けて復活の勝利に与ったイエスを私たちの模範として見上げるのです。

 人生は日々戦い、と思われることはありませんか。 危機的な苦しみに遭遇することが多々あるかもしれませんね。 そうであればこそ、 イエスを見上げ、イエスに勝利を与えてくださった神が自分にも勝利を与えてくださることを覚えなくてはなりません。 勝利のイエスをまっすぐ見上げて、今日の一日も歩ませていただきましょう。 

  ( PBA制作「世の光」2010.4.15放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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