♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■生ける望みを持つ

2010年04月16日 | Weblog
2010/4/16放送

世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。

 私たちは失望しやすい存在ですねえ。 さまざまなことがうまくいかなかったり、自分の思い通りにいかないと気分を害し、失望し、それが度重なると絶望する時さえあります。 あなたはいかがでしょうか。 

 ペテロというキリストの弟子も同じような弱さを持っていました。 そして弱さを正直に認める本当の強さや、弱い自分をそのままに愛してくださっているキリストの愛をまだ知らなかったのです。

 しかし彼は様々な出来事を通して自分の弱さと向かい合い、自分の内側にある罪を心から認めました。 そしてその罪のために十字架にかかってくださり、よみがえってくださったキリストの深い愛を知ったのです。

 ペテロは自分が書いた手紙の中でこう記しています。 
 「神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。」 ペテロ第一の手紙 1章3節 

 ここにある「生ける望み」とは、生き生きとしたいのち溢れる希望のことを示しています。 イエス・キリストがよみがえられたのは、私たちを新しく生まれさせ、生ける望み、生き生きとした命溢れる希望を与えるためなのだ、とペテロは確信をもって語っているのです。

 かつては自分の愚かさに心を痛め、失望を深めたペテロでした。 しかしイエス・キリストの復活の喜びを知り、新しい生き方を知らされた彼は、自分の失敗や問題を見続けることをやめ、天を、神様を見上げたようです。

 彼は先の手紙の中でこう続けています。
 「また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。」(1ペテロ 1章4節)

 この地上の宝は必ず朽ちていきますし、死を越えて所有することは決して出来ません。 しかしイエスが与えてくださる天にある神の宝は、朽ちることも汚(けが)れることも消えて行くこともありません。 それはあなたのためにも用意されています。 あなたも朽ちていくものにではなく、朽ちないものに希望を置いて、いのち溢れる人生へと歩み出しませんか? 

 それではまた聴いてください。

   (PBA制作「世の光」2010.4.16放送でのお話しより)


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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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